【MLB】大谷翔平のエンゼルスは剛腕大学生をトップ指名 メジャーのドラフトがスタート

エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

MLBのドラフトが11日(日本時間12日)にスタート。1日目は、1巡目29名を含む36名の選手が指名された。

MLBのドラフトは新型コロナ感染拡大の影響を受け、昨年は40巡から5巡に削減。今年は20巡目までの指名をオールスター・ウィーク期間中の3日間で行われることになっている。

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■全体1位はパイレーツ指名のデービス捕手

メジャーリーグは前半戦を終え、現在は13日(日本時間14日)に行われるオールスターゲームとその前日に開催されるホームランダービーにファンの関心は移行しているが、今年はもう一つのビッグイベント、「ドラフト」がこの時期に開催されている。

メジャーのドラフトは完全ウェーバー制が採用されており、原則として前年のシーズンで勝率が低かった順番に指名権が与えられ、指名した時点で独占交渉権が確定する(アストロズはサイン盗み問題のペナルティで指名権なし)。

今年、全体1位指名権を持っていたピッツバーグ・パイレーツは、ルイビル大のヘンリー・デービス捕手を指名した。全米トップで指名されたデービスは強肩強打がウリ。今季の打率は.370で本塁打は15本をマークしている。

続いて全体2位指名権を持っていたテキサス・レンジャーズは、ヴァンダービルト大のジャック・ライター投手を指名。メジャー通算162勝を挙げている名投手、アル・ライター氏の息子で、今ドラフトでも注目度の高かった速球派だ。

■エンゼルスのドラフト戦略は投手陣整備が主眼

そして、大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンゼルスは全体9番目でマイアミ大オハイオのサム・バックマンを指名。発表とほぼ同時にエンゼルス公式Twitterは「ようこそ、サム!」「素晴らしい夜!」とつづり、バックマンと指名に歓喜する大学関係者の姿をアップした。

MLB公式サイトによると、バックマンは今季12試合に先発し、4勝4敗ながら防御率は1.81。59回2/3で93三振を奪っている。最速101マイル(約163キロ)の速球やスライダー、チェンジアップ、シンカーなどの変化球を持つ右腕だ。

エンゼルスのスカウティングディレクターであるマット・スワンソンは「エキサイティングな選択だった。バックマンが今年先発として果たしてきた役割は印象的だった。単なるパワーピッチャーというだけでなく、技巧派という面も持ち合わせている」と語り、一部でリリーフ向きとささやかれているものの、先発としての起用に自信を見せた。

エンゼルスは昨年も投手をトップ指名しており、2年続けての投手指名となった。課題とされる投手陣を整備し、リーグ制覇を果たすことができるか。“二刀流”大谷を手に入れたチームが今後、どんなチーム作りを目指すのか、このドラフトからも見えてくるだろう。

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文・SPREAD編集部


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