【Dリーグ】開幕初年を終えたプロダンス、「ギラギラしながらキラキラと輝く」セカンドシーズンへ

 

■新規参入2チームもお披露目、次なる戦いは11月スタート

Dリーグ チーフクリエイティブアドバイザーのEXILE HIRO (C)D.LEAGUE 20-21

そして、最優秀選手に贈られる「MVD OF THE YEAR」には、avex ROYAL-BRATSのKAITA、KOSE 8ROCKSのISSEI、CyberAgentのTAKUMI、SEGA SAMMY LUXのCANDOO、SEPTINI RAPTURES のMiYUの5名がノミネートされ、それぞれの口からダンスへの愛の深さや、共に戦ってきた全Dリーガーへの感謝が告げられた。その後、司会者より恭しく発表されたこの栄冠は、なんとふたたびISSEIに輝いた。「MOST FAV DANCER」と併せて二冠を手にしたISSEIは「信じられない! 嘘じゃないですよね!」と驚きながら感謝の言葉を述べ、感極まったのかそのまま即興でひととき、ブレイキンを踊ってみせてくれた。その姿はとても人間的で、観る者のプリミティブな本能を刺激し、心の大事な部分を温めてくれるような「喜びの舞い」だった。彼の真っ直ぐでひたむきなダンス愛が弾けた素敵なサプライズに会場は震え、沸いた。そこに、ダンスの原点を見る思いがしたのは筆者だけではないだろう。

生まれたばかりの赤ん坊に音楽を聞かせると、自然に体を揺すり始めるように、本来、踊るという行為は人間の本能に準じたものである。この誰にでも許され与えられた、生きる喜びの発露とも言えるダンスを、その本能から遠く離れて忘れてしまった人々にまで思い出させるということも、もしかしたらDリーグが天から与えられた“使命”なのかもしれないと言ったら、大げさすぎるだろうか。

次シーズンから参戦するdip BATTLES (C)D.LEAGUE 20-21

次シーズンから参戦するLIFULL ALT-RHYTHM (C)D.LEAGUE 20-21

アワードの終わりには、11月14日から始まるセカンドシーズンに新たに加わる2チームであるdip BATTLESとLIFULL ALT-RHYTHMもお披露目され、全11チームとなり益々パワーアップすること必至のD.LEAGUE。チーフクリエイティブアドバイザーを務めたEXILE HIROの言葉のとおり、次シーズンへ向けて「ギラギラとしながら、さらにキラキラと輝いて」、ダンスでプロフェッショナルになれるという子供たちの新しい夢をも育みながら、さらに大きく強く成長し、進んでいくに違いない。

再び戦いの火蓋が切られるのは4カ月後。期待を込めて、次なる決戦を待ち焦がれたい。

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◆THE GREAT HEART of“8ROCKS” ブレイキン世界一のISSEI率いる熱き魂

◆Dリーグ唯一のガールズチーム「I’moon」が描く未来図 「夢の選択肢を増やしたい」

◆初代チャンピオンはavex ROYALBRATS D.LEAGUEは世界への扉を開く

著者プロフィール

Naomi Ogawa Ross●クリエイティブ・ディレクター、ライター
『CREA Traveller』『週刊文春』のファッション&ライフスタイル・ディレクター、『文學界』の文藝編集者など、長年多岐に亘る雑誌メディア業に従事。宮古島ハイビスカス産業や再生可能エネルギー業界のクリエイティブ・ディレクターとしても活躍中。齢3歳で、松竹で歌舞伎プロデューサーをしていた亡父の導きのもと尾上流家元に日舞を習い始めた時からサルサに嵌る現在まで、心の本業はダンサー

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