2021年第29号となるSPREAD編集部の編集後記(※簡易版)です。東京五輪もあっという間に最終盤。ここでは編集部員の業務やプライベートの一コマを紹介します。各メンバーのTwitterアカウントもありますので気になる方は、ぜひフォローをお願いいたします。
●編集部員Ai@坂女子
東京五輪のなかでも、自転車・男子ロードレースで選手たちが明神・三国峠を駆け上る姿は今でも鮮明に目に焼き付いています。八王子から道志みちを通って山梨県に抜け富士山を登る……都内の坂好きサイクリストにとってはとても慣れ親しんだコースで、「あ、あそこでよくお茶したな」とか「この後の勾配は最高にキツくて燃えるんだ……」とレースのわくわく感とは別の楽しさも覚えながら観戦し、あっという間の7時間でした。特に最終走者としてゴールした日本代表・増田成幸選手が、沿道の観客に応援されながら峠を果敢に攻める姿は涙なしでは見れません! こんなにもおもしろいスポーツがテレビ中継無しだなんてもったいない! 日本でもロードレースが普及して、地上波で見れる日がきたらと期待してしまいます。
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●営業SALESマン NO.3
今週は新潟競馬場でレパードステークス(ダ1800m)が行われます。本命はロードシュトローム。前走のJDDは地方馬の砂塵に屈したものの、ここでは力上位。この馬の激走に期待します。
●編集部動画担当O
先週のF1第11戦ハンガリーGPは、アルピーヌのオコンが初優勝と予想外の結果で終わりました。1周目から多重クラッシュが起き、メルセデスのハミルトンはピットの作戦ミスで一時最下位になりましたが、怒涛の追い上げで最終的には3位になるという目が離せないレース展開でした。F1はサマーブレイクに入りますが、motoGPは今週末の第10戦スティリアGPがサマーブレイク明けの初レース。このレースの前に伝説的なレーサーが今シーズンでの引退を発表しました。残りのレースでどのような走りを見せてくれるか、今から楽しみです。
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●編集部デスクK
東京五輪のスケートボードは、日本勢の大躍進もあり予想を越えた盛り上がりとなりました。昔取った杵柄……ではないですが、スケートボードやストリートカルチャーに一時期入れ込んだ身としては嬉しい限りです。しかも、今五輪ではレジェンドとして知られるトニー・ホーク氏が来日するというサプライズも。スケートボードが“スポーツ”としても一気にネクストステージに進みそうな予感あり。
●営業部長N
53年ぶりの銅メダルを目指したサッカーU-24日本代表でしたが、惜しくもメキシコに破れる結果となりました。無念! しかし、ここまでの戦いぶりは今後への期待も感じさせるものでした。この悔しい結果をどう分析し生かしていくかが、今後の日本サッカー界発展のため大事になってくるはずです。
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●GM
2009年、東京五輪2016年開催招致活動で選に漏れて以来、長い長い助走期間を経て、2021年ついに奇妙な東京オリンピックが開催された。さらに振り返れば、担当していた東京マラソンは2007年に初開催となったものの、当時の石原慎太郎都知事が「ロンドン・マラソンの見事さが、ロンドン五輪招致成功へとつながった」という説を間に受けての事業だった点を振り返ると、さらに長い道のりだった。
しかし、そのスポーツの祭典も、どうにもしっくりしないうちに、週末に閉幕する。1964年の東京五輪が「夢の祭典だった」とされたように、十数年後には、この五輪も意義ある開催だったと位置づけられるようになるのだろうか。現場に携わるかつての仲間からは、五輪とは思えないようなずさんさが目につくとの話が耳に入る。これ以上、まるで負け戦のような大会だったと傷口が広がらないように祈るばかり。半生をかけて挑んだ各国のオリンピアンの躍動だけは、日々の救いだが……。
関係各位、大変お疲れさまでした。最後までくれぐれもご自愛を忘れることなきよう。
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