【高校野球】快進撃の京都国際は敦賀気比の“先制パンチ”を封じられるか 準々決勝初戦の見どころは

第103回全国高等学校野球選手権大会の第13日は26日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われる。

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1試合目はここまで快進撃を続けている京都国際(京都)が敦賀気比(福井)と、2試合目は石見智翠館(島根)が「イチローイズム」を継承する智辯和歌山(和歌山)と対戦。3試合目は2試合連続の本塁打を放っているプロ注目スラッガー前川右京擁する智辯学園(奈良)と明徳義塾(高知)の一戦、4試合目には神戸国際大付(兵庫)と近江(滋賀)の試合が予定されている。

■好投続く京都国際のエース森下、カギは“球数制限”

なかでも注目したいのは、1試合目に予定されている京都国際敦賀気比の一戦だ。

京都国際は、二松学舎大付のプロ注目左腕、秋山正雲を攻略しベスト8に進出。再び聖地で校歌を奏でた。京都国際の絶対的エースである森下瑠大は、初戦で9回を投げ10奪三振、無失点の好投。続く2回戦でも12三振を奪い、打者としても本塁打を放った。プロ注目左腕との「今大会ナンバーワン左腕争い」を制した格好だ。

また、打線も秋山に対し中川勇斗辻井心、森下が本塁打を放つなど、12安打6得点。準々決勝でも相手のほころびを見逃さず全員野球でプレッシャーをかけたいところだろう。

一方、ここまで全試合で完投している森下は、初戦で130球、続く2回戦では142球を投じている。雨天順延が続き過密スケジュールとなった今大会の「1人あたり1週間500球以内」ルールでは、金森塁や佐々木康耀の起用タイミングも重要となる。

■先手必勝スタイルで勝ち上がってきた猛打の敦賀気比

敦賀気比は攻撃からリズムを作り、ここまで勝ち上がってきた。初戦の日本文理戦では2回に5点、続く三重戦でも初回に5点を挙げる「先制パンチ」で試合を優位に進めている。ここまで合計27安打の強力打線を牽引しているのが、リードオフマンの東鉄心と、4番・上加世田頼希だ。なかでも2年生ながら4番に座る上加世田は、中学時代に侍ジャパンU-15代表に選ばれ、BFAアジア選手権優勝に貢献。「大舞台」に強く、甲子園でもその強心臓ぶりを発揮しチームを牽引している。

また、エース本田克も好投を続けており、三重戦では本塁打などで3失点を喫したが、9回完投で与四球は僅かに1と、持ち前のコントロールとテンポの良さが光った。

敦賀気比は準々決勝でも「先制パンチ」でプレッシャーを与えたいところだが、相手は好投手の森下なだけに、過去2戦とは異なる試合運びとなる可能性も捨てきれない。両校の監督による采配も試合のポイントとなってくるはずだ。

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第13日 8月26日(木)

京都国際(京都)vs.敦賀気比(福井)
石見智翠館(島根)vs.智辯和歌山(和歌山)
明徳義塾(高知)vs.智辯学園(奈良)
神戸国際大付(兵庫)vs.近江(滋賀)

文・SPREAD編集部


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