【新潟記念/追い切りジャッジ】ザダルに「A」の高評価 荒削りも「勝ち負けを意識できる」

■ザダル

【中間調整】前走・エプソムCは脚元不安明けで8カ月ぶり。最終追いでは格下馬にアオられるなど万全の態勢はなかったようだが、本番では中団から長くいい脚を使って勝利を収めた。脚元のことを考え、続けては使わずにひと息入れることができる適条件の新潟記念に照準を合わせてきた。8月13日に放牧先から美浦へ戻り、初時計だった19日のウッド追いで3F39秒2-1F12秒7(馬なり)と素軽く動いて緩みのないところをアピールした。1週前追いとなる26日のウッド併せ馬では、鞍上石橋騎手が口向きの悪さに苦労するような面を見せながらも、抜群の活気から好タイムで駆け抜け、格下馬に楽々先着。

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【最終追い切り】1週前追いで5F65秒台と速い時計を出しており、レース当週は調整程度。この日も全体的に荒削りな走りだが、直線入口で先行馬をキャッチアップすると、あとは楽な手応えのまま相手を突き放す豪快な伸び脚を披露した。

【見解】1週前にキツい負荷を掛けて問題なかったあたり、長期休み明けを1回使って脚元に反動が出なかったことの証だろう。前走時の最終追いでは久々の分、さすがに素軽さに欠けたが今回は軽快そのもの。荒削りな面はいまだ残るが、気配は勝ち負けを意識できるレベルだ。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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