【セントウルS/追い切りジャッジ】期待の良血馬がいよいよ”本格化” 厩舎流の調整法で「A」の高評価

■カレンモエ

【中間調整】ロードカナロア×カレンチャンという折り紙付きのスプリンター血統。前走・函館スプリントSでは1番人気に推されたが、逃げた勝ち馬をわずかに捕らえられず、3戦連続となる2着に終わった。その後は秋復帰を念頭に休養。8月7日に栗東へ戻り、調整が進められている。11日の初時計で坂路ラスト2F14秒4-13秒2(馬なり)と、さっそく素軽い切れを見せ、トレーニング施設グリーンウッドでの調整が順調だったことをアピール。その後は想定通り段階を踏み、時計を詰めてきた。1週前追いはこの中間初の併せ馬。オープン馬メイショウウズマサを目標に序盤から負荷を掛けられ、最後は気迫を表に出して1馬身抜け出した。坂路4F49秒7(一杯)と数字も上々。

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【最終追い切り】松山騎手が騎乗し、栗東坂路で併せ馬。先週強い負荷を掛けられているので、今週は息を整え、鞍上とのコンタクトを深めることに徹した内容だった。それでも4馬身ほど先にいたオープン馬にスッと取り付き、併入に持ち込むあたりはさすが。

【見解】詰めの甘さがあるが、休み休み使って成長を促し、焦らず本格化を待つ方針ゆえだろう。今回も3カ月ぶりの一戦で仕上げも仕切り直しだが、数々の名馬を手掛けてきた安田隆厩舎が調整法を知りつくしており、しっかりレースに間に合わせてきた。その厩舎サイドをして、1週前の動きは想定以上の内容だったようだ。待った甲斐があり、ようやく本格化か。最終追いでは新コンビを組む松山騎手が脚の出しどころをしっかり把握できたようなのも好感。惜敗続きにピリオドとなるか。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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