【ゴルフ/パナソニックOP】これまでの優勝者から見える傾向とは…過去5大会分のデータを分析

ゴルフの国内男子ツアー「パナソニックオープン」が23日から京都・城陽カントリー倶楽部で行われる。昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止となり、2年ぶりの開催。由緒正しき大会を制するゴルファーは誰なのか。ここでは過去の大会優勝者を振り返りながら、これまでの傾向を分析していきたい。

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■前回大会は武藤俊憲が制覇

まず、直近16~19年における優勝者の顔ぶれは以下の通り。また参考として、今年と同様に城陽カントリー倶楽部で実施された09年の結果も振り返りたい。

・09年 丸山大輔
・16年 池田勇太
・17年 久保谷健一
・18年 R.ガンジー
・19年 武藤俊憲

19年は初日に6アンダーの首位タイで好発進した武藤俊憲が、今平周吾や石川遼を抑えて見事4年ぶりの優勝。連覇を狙ったラヒル・ガンジー(インド)は2日目で63をマークするも、3日目以降は失速し武藤を脅かすことはできなかった。

初日の勢いそのままに優勝を飾った武藤だが、過去の大会と比べるとこれは“レアケース”でもある。09年、16~18年の歴代優勝者のなかで、初日を首位で終え、最終的に優勝を果たしたプレイヤーは一人もいない。17年大会ではジェイソン・クヌートン(米国)が初日、2日目を首位でまとめたが、3日目以降はスコアを伸ばせず、最終的には最終日に64をマークした久保谷健一(※初日16位タイ)がプレーオフの末に栄冠に輝いた。

この年の久保谷は3日目終了時点で4アンダー、21位タイ。ここからプレーオフに持ち込んだがこれも他の優勝者とは異なる事例。久保谷以外は3日目終了時に首位から2打差圏内に名を連ねており、最終日への“地固め”を行っている格好だ。

■「初日アンダーパー」が優勝への条件?

では逆に、これまでの優勝者に「共通」する要素などは潜んでいるのか、過去のデータから紐解いていきたい。

初日を首位で終えることが必ずしも優勝への必須条件ではないことは前述の通りだが、それでも今回振り返った5年分の優勝者は全て初日をアンダーパーで終えている。09年の丸山大輔は初日2アンダーの17位タイでスタートし、2日目は7アンダーで首位に浮上。そのままリードを守りきり優勝を果たした。16年の池田勇人と17年の久保谷も2日目以降大崩れせずに踏みとどまり、最終日の猛スパートにつなげている。

また、これまでの優勝者はベテランが多いのも見逃せない。16年の池田は優勝時31歳だが、プロデビュー直後から賞金ランキング争いに名を連ねており経験値から言えば決して純粋な若手というわけではない。直近ではガンジーが14年ぶり、武藤が4年ぶりの優勝となっており、今平周吾、稲森佑貴、星野陸也といった20代勢をベテランが押さえ込み意地を発揮する大会という傾向が浮かび上がってくる。

当然ながら実施コースの違いや、当日の天候やコンディションという不確定要素による影響も出てくることは間違いない。しかし、今年のパナソニックオープン覇者を占う上で、こういったデータを活用、もしくはあえて“逆張り”する予想を立ててみることで、これまでとは違う観戦が楽しめるはずだ。

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文・SPREAD編集部


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