2016年に現役を引退した、元ボストン・レッドソックスのデビッド・オルティーズさんが、古巣の試合観戦に訪れた様子を球団公式ツイッターが伝えている。オルティーズさんはスタンドから試合を楽しんでいた。
観客に混じっていても際立つ存在感
勝負強い打撃で幾度もレッドソックスのピンチを救い、劇的な勝利を呼び込んできたオルティーズさん。その存在感と包容力から『Big Papi』の愛称でも親しまれた。
現役ラストイヤーの2016年には、別れを惜しむファンの前で持ち前の打棒を発揮して打率3割、30本塁打、100打点を達成。自身3度目の打点王も獲得してユニフォームを脱いだ。
現地4月2日のマイアミ・マーリンズ戦に姿を見せたオルティーズさんは、スタンドから選手たちのプレーを見守った。
中継カメラに発見される
その様子は中継カメラにも収められ、球団公式ツイッターが「ICYMI(見逃した人用)」にとシェア。オルティーズさんを「キャリアで541本のホームランを打った、唯一のファンだ」と紹介した。
レジェンドの登場にファンからは、「誰か彼にユニフォームを着せるんだ」「パピのバットが必要だよ」「彼の人気は衰えるどころか、ますます偉大さが伝わっている」「たとえ群衆の中でもパピを見逃すことはないよ」などのコメントが寄せられている。
ICYMI… Never mind, there's no way you didn't notice him…
Papi in the building! 🐐 pic.twitter.com/7T7z14EACF
— Red Sox (@RedSox) April 2, 2018