大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)と熾烈な本塁打王争いを繰り広げるカンザスシティ・ロイヤルズのサルバドール・ペレスは28日(日本時間29日)、本拠地カウフマン・スタジアムで行われたクリーブランド・インディアンス戦に「3番捕手」でスタメン出場、47号アーチを放ち単独トップに立った。
チームはインディアンスに6ー4で勝利した。
◆【実際の映像】ペレスの7試合ぶりの豪快弾に地元ファン大歓声 チーム公式SNSも「47号!間違いなし!」
■47号弾に現地公式SNSも絶賛
ペレスはこの日、3打数2安打1打点。同点で迎えた6回に相手先発のアーロン・シベルが投じたストレート系のボールを捉え、左翼スタンドに運んだ。これで7試合ぶりの47号弾となり、ア・リーグの単独トップに浮上した。さらに打点も118まで伸ばし、打撃タイトル2冠の可能性も出てきた。
この本塁打に米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLBアナリストのベン・バーランダー氏は「サルバドール・ペレスが47号を放った」と動画付きで速報。また、MLBの公式Twitterは、「ペレスが47号! 彼は50本打つことができるか」と47号弾を絶賛する当時に大台の50号へ期待を覗かせた。
この日、本塁打王争いをする大谷とブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)はともに3打数無安打と不発。ペレス47本、ゲレーロJr.46本、大谷45本のまま、3人とも残り試合は「5」と最後までタイトルの行方がわからない状況だ。
◆大谷翔平、6試合ぶりの46号本塁打ならず ライバルのペレスは47号弾
◆波紋広げる大谷翔平の発言についてマドン監督が言及 「彼は退団を望んでいるわけではない」
◆ロイヤルズのペレス、大谷翔平とのMVP争いにも名乗りか 117打点で2位と4差の打点王で二冠
文・SPREAD編集部