【MLB】波紋広げる大谷翔平の発言についてマドン監督が言及 「彼は退団を望んでいるわけではない」

エンゼルス・大谷翔平(C)ロイター

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に「2番DH」で先発出場し、3打数無安打1四球だった。本塁打王争いではサルバドール・ぺレスカンザスシティ・ロイヤルズ)が47号本塁打を放ち、大谷とは2本差となった。

チームは2-5で敗れた。試合前には、大谷が26日(同27日)のシアトル・マリナーズ戦後に発した「勝利することが一番大事」というコメントについて、マドン監督が見解を示した。

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■「勝ちたい」は移籍願望と結び付かない

「勝利が一番大事」とした大谷の発言が波紋を広げているが、これを受けてエンゼルスのペリー・ミナシアンGMとマドン監督が見解を示した。MLB公式サイトによると、マドン監督は「勝利を望んでいるのは、みんな同じ。(大谷のコメントを)彼が退団を望んでいるように捉えるのは違う。彼はただ勝ちたいと言っただけ」と話し、“勝ちたい”と漏らしたのは、選手が持つ当然の感情を表現したに過ぎないとした。

同監督は、大谷の発言が2023年以降にエンゼルスを離れることを示唆したものではないと重ねて強調し、チームがまだ契約延長の話をしていない点については「ショウヘイがあと2年エンゼルスの支配下にあることを考えると珍しいことではない」とした。

■GMはオーナーの姿勢にも言及

また、同サイトによると、ミナシアンGMも監督と歩調を合わせ「どのチームのどの選手も同じことを言うだろう。負けているチームでプレーしたいと思う人はいません。それは、誰もが言うこと。全然ショックではない」と話し、“移籍願望説”を一蹴した。その上で、アルトゥーロ・モレノオーナーの姿勢にも言及。「オーナーの勝利への意欲を考えると予算は問題にならない。彼ほど勝ちたいと思っている人はいない。彼は何年にもわたって金銭的なコミットメントを示してきましたが、それについては誰も反論できないはず」と話し、予算面でチーム強化が停滞することはないとした。

トラウトが2019年、12年の契約延長にサインをした際、まだ2年の契約を残していた。FA取得まで残り2年となる大谷は当時のトラウトと同じ状況であり、契約延長の打診や合意があっても不思議ではないため、大谷の動向に注目が集まっている。

大谷は26日(日本時間27日)のマリナーズ戦に投打二刀流で出場し、7回1失点と好投しながら10勝目はならず。試合後の会見で「エンゼルスに残りたいか」と報道陣から問われると、「ファンの人も好きですし、球団の雰囲気も好き。ただ、それ以上に勝ちたいという気持ちが強い。選手としてはその方が正しいんじゃないかなと思っています」と発言していた。

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文・SPREAD編集部


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