厳しい船出となった無敵艦隊にイニエスタがエール「前を見据えることが不可欠」……完全復活が待たれるヤマル、次戦の出場は?【北中米W杯】

厳しい船出となった無敵艦隊にイニエスタがエール「前を見据えることが不可欠」……完全復活が待たれるヤマル、次戦の出場は?【北中米W杯】
ラミン・ヤマル(C)Getty Images

2010年の南アフリカ大会以来、2度目の優勝を目指すスペイン。グループHでの第1戦は、初出場のカーボベルデ相手にまさかのスコアレスドロー。シュート27本を記録しながら、最後までネットを揺らせなかったチームに対し、批判が殺到している。そんな中、優勝経験者である元スペイン代表アンドレス・イニエスタがチームにエールを贈った。

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■「冷静に対応すべき」

バルセロナや神戸などでプレーした元スペイン代表イニエスタが、スペイン紙『マルカ』にコメントを寄せた。

スペインは2010年の南アフリカ大会で初優勝を果たしたが、グループリーグ初戦はスイスに敗れ、苦しいスタートだった。

当時も今回のように多くの批判にさらされたが、イニエスタは「こうした状況こそ、選手としてアスリートとして、そして何より1人の人間としての力が試されるものだ。冷静に、極めて冷静に対応すべきだ」と訴えた。

その上で、スイス戦直後のミーティングを回顧。「デル・ボスケ監督は何と言ったか。『次の6試合に勝てば、我々は世界王者になれる』という短い言葉だった」と明かした。そして、指揮官の真剣な表情や力強い言葉は、今でも鮮明に覚えているという。

■「結束を強めるべき」

2010年大会と同じように今回も激しい批判を受けているが、イニエスタは重要な点を指摘。「ロッカールームで結束を強めるべきだ。雑音は外にある。だが、それを中に持ち込んではいけない。前を見据えることが不可欠だ。今は非難し合う時でも、不信感を抱く時でもない。そんなことをしても、何の得にもならない」としてプレーに集中するように求めた。

厳しい船出となった無敵艦隊において、光を照らす存在として期待されるのが18歳のラミン・ヤマル。4月に左もも裏を痛めて離脱。そのままシーズンを終えていたため、途中出場となったカーボベルデ戦が久々の実戦だった。

しかし、まだフルタイム出場は難しい模様。スペイン放送局『RTVE』のインタビューに応じた若き至宝は「体調は問題ないし、何よりワクワクしている。でも、(90分プレーするのは)時期尚早だと思う。フル出場できる感じではないが、監督が望む時間だけプレーするつもりだ」と語った。

スペインは21日(日本時間22日)にサウジアラビアとの第2戦を迎える。優勝候補として巻き返せるか、ヤマルはどのタイミングでピッチに登場するのか、注目が集まっている。

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