卓球の国際大会「USスマッシュ2026」は終盤戦を迎えており、各種目で優勝争いが注目されている。そんな中、男子シングルスで日本勢唯一のベスト4進出を果たしているのが松島輝空(個人)である。
自身初の4強入りを果たした19歳のサウスポーが、強豪との優勝争いでどのような戦いを見せるのか注目が集まる。
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■王楚欽&張本智らが8強逃す
今大会はWTTシリーズの中でも最高峰の大会に位置付けられており、世界ランキングのポイント付与も大きい。各国の強豪がアメリカに集まる中、ハイレベルな争いが予想されていた。
そんな中、男子シングルスでは世界ランキング1位の王楚欽を中心とした中国勢が不振。王楚欽は3回戦で世界ランキング15位のアンダース・リンド(デンマーク)に1-3で敗戦。さらに、同5位の林詩棟も3回戦で同11位のアレクシス・ルブラン(フランス)に敗れ、中国勢がベスト8進出を逃す事態となった。
さらに、世界ランキング2位で昨年の準優勝者である張本智和(トヨタ自動車)も優勝争いが期待されていたが、3回戦でウラジーミル・シドレンコにストレート負け。現在の男子卓球界を牽引する選手たちが、早期敗退を強いられることになった。
そんな中で松島は安定した勝ち上がりを見せると、3回戦では世界卓球団体戦のグループステージで敗れていた世界ランキング9位のチウ・ダン(ドイツ)に接戦ながらストレートで勝利。さらに、準々決勝では王楚欽を破って勝ち上がったリンドに4-0で完勝した。難敵との戦いをくぐり抜け、自身初となるグランドスマッシュでの4強入りを果たした。
自身初優勝へ向けて鍵を握るのが、準決勝で対戦するフェリックス・ルブラン(フランス)との一戦だ。世界ランキング4位の19歳とはこれまで4試合を戦い、1勝3敗。直近では世界卓球団体戦のグループステージ第2試合で3-1で勝利しているが、7ゲームマッチで戦った3月の「WTTチャンピオンズ重慶」準決勝ではフルゲームの末に敗れており、同じくベスト4で戦う今回も対策が求められる。
なお、今大会で決勝に勝ち進めば世界ランキングのポイント1400が与えられ、優勝すれば2000ポイントを得ることになる。現時点で4598ポイントの世界6位につける松島にとって、どこまでランキングを上げられるかも大きな注目ポイントとなる。
波乱の展開となっている男子シングルスで、成長の跡を示し、ベスト4に駒を進めた松島。グランドスマッシュの舞台で優勝争いに名乗りを上げる中、19歳サウスポーのさらなる快進撃に注目が集まる。
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