国際卓球連盟(ITTF)は5日、2026年第41週の世界ランキングを発表した。卓球男子では松島輝空(個人)が前週の3位から2ランクアップし、首位に浮上。日本男子が世界ランキング1位に立つのは、1980年7月の小野誠治以来46年ぶりとなった。
男子では史上最年少となる19歳5カ月で世界1位に立った松島の躍進を、中国メディアも大きく報じている。
◆「五輪で金を取るためにやっている」松島輝空が世界1位目前で語った思い 19歳サウスポーが快挙に王手も見据える高み
■張本智と並ぶWエースに成長
松島は日本の次世代を担う存在として台頭し、昨年11月の「WTTチャンピオンズフランクフルト」で初優勝を飾るなど、2025年後半にブレイクを果たしてトップ10入り。26年も順調にランキングを上げると、「USスマッシュ」では日本選手初となるグランドスマッシュのシングルス優勝を達成。「第20回アジア競技大会」でも張本智和(トヨタ自動車)とダブルエースを形成し、男子団体を60年ぶりの金メダルに導いた。
そんな中、世界ランキング1位だった王楚欽(中国)、2位のフェリックス・ルブラン(フランス)が2025年の「チャイナスマッシュ」で獲得したポイントを失効。入れ替わる形で松島が首位に立ち、18年3月のティモ・ボル(ドイツ)以来、8年7カ月ぶりに中国選手以外が頂点に立った。
この快挙を中国メディアも報じており、『上観新聞』は5日付の記事で松島の世界1位浮上を紹介。ジュニア時代からのキャリアを振り返りながら、「この飛躍の道は、過去1年間の素晴らしい成績によって切り開かれた」と、シニアの舞台でも才能が開花したことを称賛している。さらに、「すでにトップ選手の一角に入ったことを証明した」と、現在の立ち位置についても高く評価した。
■今後も続く激しい上位争い
世界1位に立った松島だが、今後の焦点となるのがトップの座を守り続けられるか。最新のポイントは6930ポイントで、2位のF・ルブランは6379ポイント、3位の張本智は6363ポイント、4位の王楚欽は6157ポイントと僅差。現在行われている「チャイナスマッシュ」をはじめ、今後の国際大会の成績次第では激しい首位争いが繰り広げられ、順位が入れ替わる可能性もある。
『封面新聞』では「松島輝空は世界1位の座を守り抜けるか」と新たなテーマを提示。また、『上観新聞』も中国選手がトップ3から外れたことに言及し、「中国卓球界にとっては海外の次世代選手がもたらす強力な挑戦に対抗するため、若手選手の育成を加速させ、チームとしての圧倒的な強さを再構築することが求められている」と、中国側の課題も指摘している。
日本選手として46年ぶりとなる世界1位に到達した松島。男子卓球界に新たな風を吹き込んだ19歳の台頭が、今後どのような首位争いを生んでいくのか。その動向に関心が集まる。
◆松島輝空がトップ3へ駆け上がった分岐点 「世界1位を狙わないのなら一緒にいない」コーチが語るサウスポーの進化の理由
◆【最新】松島輝空が19歳5カ月で46年ぶり日本人世界1位 張本智和は3位、王楚欽は4位で中国勢がトップ3から姿消す|卓球男子世界ランキング(2026年第41週)
◆【最新】張本美和が3位、早田ひなは6位でトップ10キープ 孫穎莎が4週ぶり世界1位返り咲き、大藤沙月は11位浮上|卓球女子世界ランキング(2026年第41週)















