卓球の国際大会「チャイナスマッシュ2026」は11日、中国・北京でシングルスの決勝が行われ、女子では世界ランキング13位の佐藤瞳(日本ペイントグループ)が同2位の王曼昱(中国)と対戦。ゲームカウント0-4で敗れ、準優勝となった。
28歳のカットマンが、日本女子初となるグランドスマッシュのシングルス制覇を狙った中、開始から厳しいミドル攻めを中心に攻勢を仕掛けた王曼昱を上回ることができず、頂点には届かなかった。それでも、日本女子として初めてシングルス決勝の舞台に立ち、価値ある準優勝を果たした。
また、男子では世界ランキング1位の松島輝空(個人)が同6位の林昀儒(台湾)と対戦。ゲームカウント4-3で勝利し、自身2度目のグランドスマッシュ制覇を成し遂げた。
19歳の松島が「USスマッシュ」に続く優勝を狙った中、世界屈指のサウスポー同士による決勝で真っ向勝負を繰り広げた。中盤に苦しむ場面も見られたが、終盤に立て直し、フルゲームの激闘を制して再び頂点に立った。
◆卓球日本女子初の偉業なるか カットマン・佐藤瞳が世界2位・王曼昱撃破で戴冠狙う 過去戦績は劣勢も直近対戦で初白星【チャイナスマッシュ2026】
◆カットマン・佐藤瞳、中国メディアが分析する快進撃の理由「いかにして台頭したのか?」 世界2位も認める好調の証【チャイナスマッシュ2026】
◆【速報/動画あり】松島輝空、世界17位の中国勢に4-2で粘り勝ち 2度目のVに王手、決勝は台湾エース・林昀儒との“サウスポー対決”【チャイナスマッシュ2026】
目次
ライブ速報・試合結果(佐藤は準優勝&松島が2度目V)
女子シングルス決勝
佐藤瞳 0 - 4 王曼昱
(2-11、8-11、3-11、9-11)
第1ゲーム
第1ゲーム序盤は、王曼昱が厳しいミドル攻めからコースを突くなど、1-5とリードする展開に。佐藤はラリーからフォアで前に出る場面も見せるが、中盤以降も王曼昱が優位に試合を進める。バック側も狙われるなど連続ポイントを止められず、そのままゲームポイントを握られると、最後も厳しいミドル攻めを決められ、2-11で先取された。
第2ゲーム
第2ゲームは、佐藤がサービスからの展開で2ポイントを奪うが、王曼昱が緩急をつけた攻めや前後への揺さぶりで4連続ポイントを奪い、逆転する。佐藤も深い位置へのレシーブで得点すると、4-5からのラリーでは王曼昱のミドル攻めに対応し、最後はストレート攻撃でものにした。中盤に一度は離されかけたものの、フォアで仕掛けて8-8と追いつく。8-9の場面で促進ルールが適用された中、最後は王曼昱に押し切られ、8-11で落とした。
第3ゲーム
第3ゲームは、開始から促進ルールが適用された中、佐藤が積極的に仕掛けるが、王曼昱も厳しくミドルを突き続け、リードを許す展開が続く。佐藤は3-6の場面でタイムアウトを要求。しかし、直後も王曼昱がループ気味の返球を交えるなど、緩急をつけた攻めを防ぎきることができない。そのままゲームポイントを握られ、3-11で奪われてゲームカウント0-3。優勝に王手をかけられた。
第4ゲーム
第4ゲームは、佐藤がラリーから3連続で攻撃を仕掛けるなど、攻めの姿勢を見せて連続ポイントを奪う。しかし、王曼昱のリーチを生かしたフォアを止められず、失点を許す。それでも、中盤に佐藤もミドルを厳しく突いて5-6と詰め寄ると、ロビングでも王曼昱を揺さぶり7-7と追いついた。しかし、その後は強固なブロックでもポイントを許すなど、攻守にわたる王曼昱の安定感を崩しきれず、チャンピオンシップポイントを握られる。佐藤も土壇場で1点差まで迫ったが、最後は王曼昱がロビングに対応し、9-11で奪われた。奮闘を見せた佐藤だったが、世界2位の壁を崩すには至らず、準優勝となった。
王曼昱に粘り強い卓球で食らいつくもストレートで敗戦
それでも佐藤瞳が、日本女子初のグランドスマッシュ準優勝でフィニッシュ!✨#チャイナスマッシュ🇨🇳
女子シングルス決勝
🇯🇵#佐藤瞳 0-4 王曼昱🇨🇳
2-11/8-11/3-11/9-11日本人選手の注目試合を独占LIVE配信‼️
📲https://t.co/p4wii1DOdY https://t.co/itxncRHL3s— テレ東卓球情報 (@tvtokyo_tt) October 11, 2026
男子シングルス決勝
松島輝空 4 - 3 林昀儒
(11-7、11-9、7-11、8-11、5-11、11-7、11-9)
第1ゲーム
第1ゲームは、松島が開始から4連続ポイントを奪うが、林昀儒も両ハンドでの打ち合いに対応し、5連続得点で対抗する。中盤まで僅差の展開が続く中、松島がチキータやフォアでコースを突き、終盤に連続得点でゲームポイントを握った。最後は3球目のツッツキで得点し、11-7で先手を取った。
第2ゲーム
第2ゲームも互いにラリー戦が続く中、松島はサービスでもポイントを奪う。一方の林昀儒も中陣から鋭いボールを送り込み、9-9で終盤へ。フォアハンドを決めてゲームポイントを握ったのは松島で、最後も打ち合いを制し、11-9で取り切って2ゲームを連取した。
第3ゲーム
第3ゲームも松島が両ハンドの強打やブロックを見せるなど5-3とリードするが、林昀儒も守備から得点につなげるなど冷静に対応し、逆転に成功。ラリー戦でも互角に渡り合った林昀儒が終盤に3連続得点を奪い、11-7で取り切った。これでゲームカウント1-2となった。
第4ゲーム
第4ゲームは、林昀儒がサービスから連続ポイントを奪うと、松島も直後にサービスを起点に連続得点で応戦する。林昀儒はラリーから松島のミドルを突き、レシーブでもカウンターを狙うなど中盤にリードを奪う。松島はYGサービスで変化をつけて詰め寄ったが、最後はゲームポイントを握った林昀儒にフォアハンドで仕留められ、8-11で連取された。
第5ゲーム
第5ゲームも僅差の攻防が続く中、林昀儒がラリーでわずかに優位に立ち、松島のチキータも読み切りながら3-5とリードを奪う。中盤も松島の返球ミスが続くなど、林昀儒がリードを広げたままゲームポイントを握った。最後も打ち合いを制し、林昀儒が11-5で奪取。逆転で優勝に王手をかけた。
第6ゲーム
第6ゲームは、後がなくなった松島に対し、林昀儒が安定感を見せながら2-4とリードを奪う。しかし、松島もフォアハンドで攻勢をかけ続け、逆転に成功。6-6と追いつかれたものの、レシーブで粘りながらフォアで攻撃につなげるなど再び流れを引き寄せ、ゲームポイントを握った。11-7でものにした松島が、勝負をフルゲームに持ち込んだ。
第7ゲーム
最終ゲームは、松島が3連続ポイントを奪って流れをつかみ、追い込まれた林昀儒がタイムアウトを要求。その後もチキータで得点するなど松島の強気な姿勢が光り、ラリーの主導権を握る。林昀儒も3連続ポイントで迫り、6-3となったところで松島がタイムアウトを要求した。直後に林昀儒のフォアが決まってさらに詰め寄られたが、松島がチキータで流れを止め、わずかにリードを保ったままチャンピオンシップポイントを握った。最後は迫られながらも11-9で取り切り、土壇場で底力を見せた松島が2度目のグランドスマッシュ・シングルス制覇を達成した。
松島輝空が林昀儒とのフルゲームの激闘を制して優勝!!🏆✨
世界ランク1位の実力を証明した!🔥🔥🔥#チャイナスマッシュ🇨🇳
男子シングルス決勝
🇯🇵#松島輝空 4-3 林昀儒(TPE)
11-7/11-9/7-11/8-11/5-11/11-7/11-9日本人選手の注目試合を独占LIVE配信‼️
📲https://t.co/p4wii1DOdY https://t.co/T4GYhEdpBG— テレ東卓球情報 (@tvtokyo_tt) October 11, 2026
ライブ配信予定
U-NEXT(外部サイトへ)
18:00~予定
◆カットマン・佐藤瞳が成し遂げた史上初の偉業 中国メディアも好調維持する世界13位を称賛「蒯曼や王曼昱を下す番狂わせ」【チャイナスマッシュ2026】
◆松島輝空がトップ3へ駆け上がった分岐点 「世界1位を狙わないのなら一緒にいない」コーチが語るサウスポーの進化の理由
◆卓球男子に到来した新時代 46年ぶり快挙の松島輝空は「世界1位の座を守り抜けるか」 中国メディアが自国の危機感を指摘















