日本はFIFAロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメントでベルギーと対戦し、最大2点のリードを奪うも2-3で敗れた。
試合後に先発で出場した吉田麻也選手がFIFAのインタビューに答えている。
ユース年代からの育成を真剣に考える
手中に収めかけていた勝利が手からこぼれ落ちたと話す吉田選手は、「セットプレーの守備に苦労したことも理由のひとつかもしれないけど、ゲームの終わらせ方に弱さがあった」と逆転負けの要因を分析する。
リードした試合を最後までキッチリ締めくくれない部分に強豪国との差があったと見る。
「たぶん、ちょっとした精神的な弱さがあったんだと思いますが、なぜそれが起こったのかは分かりません。過信からくるものなのか、経験不足なのか」
いいサッカーができたと内容には満足している部分もあるが、強豪国相手に善戦しても勝てなかった試合と悔しさは隠せない。
そして吉田選手は2022年や2026年、あるいはそれより先の未来に目を向けた。
「日本サッカー協会や選手たちはユース年代の育成について真剣に考えなければならない。フィジカルの差は埋めていけると思うが、これは大きな課題です」
日本では「柔能く剛を制す」や「当たらなければどうということはない」のような考えが好まれるためか、フィジカル強化の点で海外から大きな後れを取っている。元々の体格差+強化策の遅れだ。
「フィジカル以外で勝負」と言っても、サッカーはコンタクトスポーツなので限界がある。相手が激しく当たってくるなかである程度やり返せないと、技術も戦術も諸共に押し潰されて何もさせてもらえない。
それを危惧してヴァイッド・ハリルホジッチ前監督は、口うるさく「デュエル、デュエル」と繰り返し続けてきたのだろう。
一朝一夕で解決する問題ではないが、だからこそ長期的な強化や育成が重要だ。そのツケを選手たちに払わせないために。
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