【ゴルフ】渋野日向子にプレーオフで敗れたペ・ソンウは今季5回目の2位 シルバーコレクター返上へ「ベストつくす」

ペ・ソンウ(C)Getty Images

渋野日向子の劇的優勝で幕を閉じた女子プロゴルフツアー「樋口久子・三菱電機レディス」(埼玉・武蔵丘GC=6650ヤード、パー72)。渋野とのプレーオフの末に敗れたペ・ソンウは、2019年11月のツアー選手権「リコーカップ」以来、約2年ぶりの優勝を逃した。

また、史上3人目の3週連続優勝に挑んだ古江彩佳は3位に終わった。今年のツアーも残り4戦。今回敗れた選手たちのラストスパートにも注目が集まる。

■痛恨ウイニングパットをミス

渋野とデッドヒートを演じたペ・ソンウ。最終18番を迎え、渋野に2打差をつけて首位に立っていた。しかし、まさかの暗転。渋野がバーディーを奪うなか、決めれば優勝という約1メートルのウイニングパットを外し、痛恨のボギー。パーセーブに失敗し、追い付かれた。

ぺ・ソンウは「ミスではない。ライン読みと合わなかった」と話した上で、「フックライン。カップいっぱいを狙って、その通りにストロークしたにもかかわらず、ボールがまっすぐに抜けた」(JLPGA公式サイト)。

プレーオフを制し、右拳を握る渋野日向子(C)Getty Images

気を取り直して臨んだプレーオフ(1ホール目・18番)だったが、渋野の放った第2打はマウンドでキックし、ピンまで3メートルの位置に2オン。流れは、完全に渋野に傾いていた。そのときの心境をペ・ソンウは「プレーオフの渋野さんの第2打が素晴らしかった。それを見た時、ちょっとガッカリした」と、JLPGA公式サイトを通じて正直に吐露した。それでも、勝負が決した後は渋野と笑顔でハグし、勝者を称えた。

今シーズンはこれで5回目の2位。あと一歩が続いているが、「また次週頑張るだけです。ここにきて調子は悪くないし、今度こそ良い結果を残すため、ベストをつくしたい」(JLPGA公式サイト)と前を向いた。

■古江は快挙逃すもサバサバ

ツアー史上3人目となる3週連続優勝に挑んだ古江は、5バーディー、1ボギーの68で回り、5位から3位に順位を上げた。「悔しいですけど、(3週連続優勝は)本当に難しいこと。トップ10フィニッシュは上出来」(JLPGA公式サイト)。快挙は逃したものの、サバサバした表情で振り返った。

ショットの安定感はさすがで、3日間ともアンダーパーをマークしたのも収穫。注目の賞金ランキングでは、賞金520万円を加算し、首位の稲見萌寧(今大会は腰痛のため欠場)に約1690万円差に迫った。次週の「TOTOジャパンクラシック」は賞金総額2億2000万円で、賞金女王争いに影響必至のビッグトーナメント。終盤の戦いに注目だ。

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文・SPREAD編集部


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