【ピックアップ2歳馬】コントレイルを上回る“豪脚”は歴代最速 東スポ杯2歳Sを圧勝のイクイノックスに最高評価「星5」

夏競馬でソダシやヨカヨカ、レイハリアが活躍し、スプリント路線から中距離路線までの「勢力図」を塗り替えつつある現3歳世代。そんな「黄金世代」に負けず劣らずの将来性を秘めた2歳馬たちが続々とデビューし、早くも来春のクラシック候補と呼べる素質馬も勝ち上がってきた。2歳重賞も本格化してきた今、各馬の実力を分析することは馬券攻略のヒントにもなる。

今回は先週の2歳戦(芝、ダート)の結果を踏まえ、東西の注目すべき全2頭をピックアップして分析する。

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■底知れないキタサンブラック産駒

イクイノックス

★★★★★
牡 (美)岩戸孝樹
父:キタサンブラック 母:シャトーブランシュ
短評:11月20日東スポ杯2歳S(芝1800m)に出走。【2歳番付/東の牡馬編】でも「2歳戦のなかでは頭一つ抜けている」と評価していた一頭だったが、初の重賞でもその実力を遺憾なく発揮した。好発から後方9番手付近に控え、道中も鞍上の指示に従い折り合っていた。直線に入ると馬群の外目から一気に加速し、上がり最速となる32秒9の末脚(東スポ杯2歳S歴代1位タイ)で突き抜け快勝。スケールの大きさをアピールするかのようなレース内容をみせてくれた。直線のスイッチの切り替え、末脚の持続性などをみても父キタサンブラックの「良い所」だけを引き継ぎ、機敏性も兼ね備えている。現段階で文句のつけようがないその競馬センスは2歳馬のなかでもトップクラスで、従順な性格を持ち合わせていることから欠点らしい欠点が見つからない。イクイノックスが世代のGIタイトルを獲るのは時間の問題だろう。

ナミュール

★★★☆☆
牝 (栗)高野友和
父:ハービンジャー 母:サンブルエミューズ
短評:11月21日赤松賞(芝1600m)に出走。【ピックアップ2歳新馬編】でも取り上げていた一頭だったが、ふらつき気味で走った初戦とは異なり「優等生」な競馬をみせた。道中は初戦と同様に後方から競馬を進めたが、馬自身も焦ることもかかることもなくそのまま直線を迎えると大外から一気に加速し、先に抜け出していたパーソナルハイ、コムストックロードらを交わし2勝目を挙げた。外伸び馬場のトラックバイアスを加味しても内容は非常に優秀で、勝ちタイムの1分33秒8は直近5年の赤松賞史上最も速いタイムだった。また昨年の勝ち馬が後の秋華賞馬アカイトリノムスメだったことも踏まえるとナミュールは既に桜花賞レベルに達していると評することもできる。次走は未定だが来春まで期待したくなる一頭だ。

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文・SPREAD編集部


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