【ピックアップ2歳新馬】良血ジャスティンパレスを上回る「星5」が登場 話題のオニャンコポンの評価は

夏競馬でソダシやヨカヨカ、レイハリアが活躍し、スプリント路線から中距離路線までの「勢力図」を塗り替えつつある現3歳世代。そんな「黄金世代」に負けず劣らずの将来性を秘めた2歳馬たちが続々とデビューし、早くも来春のクラシック候補と呼べる素質馬も勝ち上がってきた。2歳重賞も本格化してきた今、各馬の実力を分析することは馬券攻略のヒントにもなる。

今回は先週の新馬戦(芝、ダート)の結果を踏まえ、東西の注目すべき全5頭をピックアップして分析する。

◆【2歳番付/西の牡馬編】衝撃の末脚で「ディープインパクト再来」か 大器キラーアビリティに最高評価

■活躍次第で「9.12メイクデビュー中京」は伝説の新馬戦に

アカデミー

★★★★★
牝 (栗)吉岡辰弥
父:ドゥラメンテ 母:イサベル
短評:9月12日メイクデビュー中京(芝2000m)に出走。5頭立ての4番手から競馬を進め直線はインから差し脚を伸ばしジャスティンパレスの2着となった。少数頭ながらも窮屈なスペースに突っ込んでいく精神力と末脚から非凡なセンスを感じることができた。近親には桜花賞、オークス共に5着のアールドヴィーヴル(今週のローズSに出走予定)やフローラS3着のフアナがいる血統で、アカデミーも将来的に春のクラシックで活躍しそう。未勝利戦脱出は時間の問題で、先日急死した父ドゥラメンテにGIタイトルを届けたいところ。

オニャンコポン

★★★☆☆
牡 (美)小島茂之
父:エイシンフラッシュ 母:シャリオドール
短評:9月11日メイクデビュー中山(芝2000m)に出走。抜群のスタートから二の足を使い2番手で競馬を進め、道中は多少力んでしまうところもあったが鞍上がなだめてすぐに折り合った。直線に入り先頭に立つと、上がり2位となる34秒4の持続性のある末脚を駆使し中山の急坂を駆け上がり先頭でゴールインした。競馬センスも高く、走法からも多少馬場が渋っていても問題にしなさそう。「賞金加算をしてクラシックまで」と思わせるような一頭。

ジャスティンパレス

★★★☆☆
牡 (栗)杉山晴紀
父:ディープインパクト 母:パレスルーマー
短評:9月12日メイクデビュー中京(芝2000m)に出走。5頭立ての少数頭の競馬となったが、道中は2番で折り合い鞍上との息も合っているように見えた。直線に入ると長くいい脚を使い2着馬に影を踏ませなかった。半兄はベルモントSなど米GI2勝を挙げたパレスマリスという血統背景がありで、いかにも「中長距離向け」といった感じ。豊富なスタミナを持ち合わせていそうで、ゆきやなぎ賞あたりで注目したい一頭だ。

ナミュール

★★★☆☆
牝 (栗)高野友和
父:ハービンジャー 母:サンブルエミューズ
短評:9月11日メイクデビュー中京(芝1600m)に出走。ゲートの出はあまりよくなかったが、二の足の速さでサッと2番手につけ折り合った。終始鞍上に逆らうことなく競馬を進められるあたりに競馬への理解度も高そう。距離は1400m~1800mといったところだろうが、いかにも重から稍重が得意といった印象がある。将来的にはマイル前後で活躍しそうな一頭で今後にも注目したい。

オードゥメール

★★★☆☆
牝 (美)斎藤誠
父:ルーラーシップ 母:オーシュペール
短評:9月11日メイクデビュー中山(ダ1200m)に出走。素早くゲートを出て、芝からダートに変わると一気に加速し先頭を確保、終始スピードの違いをみせたが最後の残り1Fで脚が鈍ってしまい3着に敗退した。近親にキーンランドCにも出走したロードアクア、ジャパンダートダービー6着のロードシュトロームがいる血統で、父がルーラーシップに変わったことでダートでのスピードに特化するようになった。ダートでのスピードは2歳馬の砂短距離では頭一つ抜けている印象で、将来的には芝とダートの二刀流で活躍しそうな一頭。次戦勝ち上がりは時間の問題で注目したい。

◆【2歳番付/東の牝馬編】今年も「白毛馬旋風」を巻き起こす ハイアムズビーチが堂々ランクイン

◆「インゼルサラブレッドクラブ」が発足 ロードカナロア産駒など良血馬19頭をラインアップ

◆【仏GⅡフォワ賞】ディープボンド逃げ切りV 大久保調教師「今日の馬場はベストコンディション」

文・SPREAD編集部


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします