【格闘技】Bellator王座奪還狙う堀口恭司は「戦い方を熟知」 現王者が吐露した“敬意と決意”とは

2019年には日本人初のBellator世界王者に輝いた堀口恭司(C)USA TODAY Sports/ロイター

RIZINバンタム級王者・堀口恭司は、12月3日(日本時間12月4日、12時)に米コネチカット州のモヒガサン・アリーナで行われる「Bellator MMA 272」で、Bellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティス(米国)とのタイトルマッチに挑む。

かつて、日本人史上初のBellator世界バンタム級王者の座にも就いた堀口にとっては、故障やRIZINでの活躍を経て迎える“日米二冠”奪還をかけた一戦。現地メディアなどでも好カードとなることがすでに予想されているが、25日(同26日)には対戦相手のペティスが米専門メディア「MMA JUNKIE」の取材に対して、今戦への意気込みや堀口への心境を吐露。「この階級での真のチャンピオンを決める戦いになる」と語っている。

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■「真のチャンピオンが誰なのかハッキリする」

ペティスは2011年にMMAデビューし、RFAやUFCに参戦。20年1月にBellatorへ移籍すると今年5月、王者フアン・アーチュレッタをフルラウンドの死闘の末に3-0で下し、Bellator世界バンタム級王者の座に就いた。試合後、ペティスは「Bellator vs. RIZINで、2本目のベルトを取るチャンスだ」と次戦に堀口を指名していた。

決戦を間近に控えたペティスは、「MMA JUNKIE」に対して堀口への敬意とタイトルマッチへの決意を語った。

「ホリグチはかつてチャンピオンであったが、不幸にも膝を痛めベルトを返上せざるをえなかった。その後はフアンが王座につき、私がそのフアンを破ったが、詰まるところこのベルトはホリグチのベルトなんだよ。私は(堀口が不在の間の)子守をしているようなもの。今回の対決で、この階級の真のチャンピオンが誰なのかハッキリする」

■ペティスにとって堀口戦は飛躍のチャンス

Bellatorでは3戦無敗のペティスにとっても、堀口は強敵だ。「MMA JUNKIE」は堀口について「ペティスがこれまでBellatorで戦ってきた相手の誰よりも、ホリグチは完成した相手だ」と評しており、堀口が過去15戦でわずか1敗(vs.朝倉海)しかしていないことを紹介している。

ペティス自身も「彼には空手のスタイルがあり、MMAの技術も優れている。戦い方を熟知した選手だ。認めざるをえない」と警戒する一方で、この一戦を新たなステージへの飛躍のチャンスとも捉えているようだ。

「自分のスキルやスタイルを試せることに興奮している。正直なところ、この試合が“殻を破る”きっかけになるかもしれないと。これまでの戦いではまだ名刺代わりになるような完璧なパフォーマンスを披露できていない。毎試合その境地を目指しているが、この一戦がまさにそうなると感じている」

“日米二冠”奪還に向けて邁進する堀口と、自身の限界超えを狙うペティス。両者の意地と誇りがぶつかり合う一戦は間近に迫っている。

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文・SPREAD編集部


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