【プロ野球】巨人、覇権奪回へ待望の5番候補獲得 メジャー通算96発・グレゴリー・ポランコと合意

巨人に移籍することが決定したグレゴリー・ポランコ(C)Getty Images

グレゴリー・ポランコ外野手(ピッツバーグ・パイレーツからFA)の巨人移籍が合意に達した。30歳の同選手を巡っては、昨年から米メディアでも日本行きが報じられていたが、5日に球団から発表された。メジャー通算96本塁打・98盗塁を記録した左の5番候補が、巨人V奪回の切り札となるか。

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■「とても胸が高鳴っています」

ポランコの巨人移籍を巡っては、すでに米スポーツサイト「FANSIDED」が昨年12月15日(日本時間12月16日)、「グレゴリー・ポランコ、日本で契約」との見出しを掲げ、「メディカルチェックを経て、読売ジャイアンツに加わる」と伝えていた。また、メジャーの移籍情報を扱う「MLB Trade Rumors」も「グレゴリー・ポランコ、NPBクラブと交渉中」と報じていたが、年明け合意に至ったようだ。

ボランコは球団を通じて、「読売巨人軍に入団することになり、とても胸が高鳴っています。日本や東京の街、熱心なジャイアンツファンについて、とても素晴らしいと聞いています。首脳陣やチームメイトに会うのが楽しみです。最高のパフォーマンスを見せ、一緒に優勝しましょう。さあ行こう!」とコメントした。

■走攻守備えた「トッププロスペクト」

ポランコは若手有望株の「トッププロスペクト」として、2014年にパイレーツでメジャーデビュー。翌15年からスタメンに定着し、この年9本塁打をマークすると、16年は22本、17年は11本、そして18年は23本のアーチを放つなど実績を残してきた左のスラッガーだ。打撃だけでなく、通算盗塁は98を誇り、走攻守を兼ね備えた選手として認識されている。

また、17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではドミニカ共和国代表として参加。19打数11安打で打率5割7分を記録し、ベストナインに選出されるなど大舞台でもその実力をいかんなく発揮した。

18年終盤に左肩を脱臼し、手術。その後も故障に見舞われるなど近年は調子を落としていた。しかし昨年、トロント・ブルージェイズに移籍すると、主に3Aでプレー。そこでは24試合に出場し、打率3割7分4厘、9本塁打、24打点という成績を残し、健在ぶりをアピールしていた。

このため、「CBS Sports」は巨人への移籍が噂された際、「なぜ日本に行くという決断をしたのか説明できない」と記したほどメジャーで活躍できる選手と考えられていた。

巨人に加わった場合、昨シーズンからの懸案である5番に座る可能性が高い。「2冠」岡本和真の後が固定できれば、打線は間違いなく充実する。覇権奪回に向けて、巨人が大きなピースを手に入れた。

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文・SPREAD編集部


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