世界中を狂乱の渦に巻き込んだ2018年のロシアW杯で、ベスト16の成績を残した日本代表。アジア勢としては唯一の決勝トーナメント進出国となり、下馬評を覆して「驚異の快進撃」と高い評価を得た。
4年後の2022年カタールW杯で期待されるのは、初のベスト8入りだ。年内は国内でキリンチャレンジカップ2018を実施する。
森保一新監督の元で新しく帆を上げた新生日本代表。9月11日にはコスタリカ代表と対戦し3-0の快勝を納め、見事な初陣となった。
また、U-21ではあるが、同じく森保監督が率いた日本代表は、2018年の第18回アジア競技大会では、決勝でA代表の主力をオーバーエージに起用したU-23韓国代表と対戦。延長の末に1-2と競り負け、銀メダルとなった。
年内に対戦が予定されている試合の日程は以下のとおり。
キリンチャレンジカップ2018
・10月12日(金) VSパナマ(デンカビッグスワンスタジアム)
パナマ代表 トーレス選手(c)Getty Images
パナマはFIFAランキング70位。ロシアW杯はベルギー(0-3)、イングランド(1-6)、チュニジア(1-2)に敗れ、グループリーグで敗退した。
北中米およびカリブ海諸島の国・地域によって争われる大会「ゴールドカップ」では2013年に準優勝を納めている。キリンチャレンジカップに召集された20人のメンバーのうち、15人がW杯経験者だ。
・10月16日(火) VSウルグアイ(埼玉スタジアム2002)
ウルグアイ代表 スアレス選手(c)Getty Images
ウルグアイはFIFAランキング5位。ロシアW杯ではベスト8にランクインした。ルイス・スアレス選手(バルセロナ)とエディンソン・カバーニ選手(パリ・サンジェルマン)の2人による並外れた攻撃力は記憶に新しい。
なお、今回のキリンチャレンジカップでは、スアレス選手はメンバー入りしているものの、カバーニ選手は負傷から復帰して間もないため招集を見送られている。
日本はこれまでウルグアイと6度対戦しており、1勝1分け4敗。最後に対戦したのは2014年9月5日のキリンチャレンジカップ2014で、0-2で敗れている。
・11月16日(金) VSベネズエラ(大分スポーツ公園総合競技場)
ベネズエラ代表 ロンドン選手(c)Getty Images
ベネズエラはFIFAランキング32位。過去の対戦成績は日本の1勝2分けだ。
なお、直近の試合は2014年9月9日に日産スタジアムで行われ、2-2で引き分けた。しかし、ベネズエラが出場停止の選手を出場させたことがのちに判明し、FIFAの裁定により3-0で日本の勝利となった。
・11月20日(火) VSキルギス(豊田スタジアム)
サッカーキルギス代表(c)Getty Images
キルギスはFIFAランキング91位。これまで日本とは対戦したことがない。また、いまだかつてW杯に出場した経験もない。
■AFCアジアカップ2019
来年1月にはAFCアジアカップ2019が開催される。今後の日本代表のスケジュールは以下のとおりだ。
・1月9日(水)VSトルクメニスタン(アール・ナヒヤーン・スタジアム)
・1月13日(日)VSオマーン(シェイク・ザイード・スタジアム)
・1月17日(木)VSウズベキスタン(シェイク・ハリーファ国際スタジアム)
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