【MLB】大谷翔平、契約延長の話し合いは「まだない」 エ軍の予算オーバーを危ぶむ声も

エンゼルス・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

メジャーの移籍情報を扱う米サイト「Trade Rumors」は1日(日本時間2日)、大谷翔平の契約延長に関する記事を掲載。大谷はチームとの契約延長について「まだ話し合っていない」と明かしたという。今オフにも交渉が行われていると見られていたが、少なくともロックアウト前には話し合いのテーブルにつかなかったようだ。FAとなる2023年オフには、各球団による激しい争奪戦も予想されている中、大谷とロサンゼルス・エンゼルスの動向に注目が集まる。

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■2023年オフにFA取得

2023年オフにFAとなる大谷。流出を避けたいエンゼルスとしては、今オフにも大谷サイドと話し合いの場を持ち、大型契約締結を目指すとされてきた。

今年と来年2023年は大谷を確保できるにもかかわらず、エンゼルスはなぜ慌てて新規契約を結ぶ必要があるのか。そう不思議に思うファンはいるかもしれないが、同僚のマイク・トラウトも現在の大谷と同じく、FAまで残り2年というタイミングで契約を結び直していた。そのため、トラウト同様、球団側は大谷に23年以降もプレーしてもらうべく、新たな契約を提示するものと思われていた。しかし、「Trade Rumors」によると、大谷は米スポーツメディア「The Athletic」の取材に対して、「まだ何も話し合っていない」と明かしたという。

話し合いが行われなかった理由としては、すべての交渉が凍結したロックアウトの影響が大きいが、「二刀流」という前例がない実績について、球団側が妥当な金額を弾き出せないということもあるようだ。

また、大谷が健康体でシーズンを完走したのは、昨季が初。昨季のようなパフォーマンスを今季も引き続き披露してくれるのか、そこを見通せないことも金額提示に至らない理由に挙げられている。そのほか、エンゼルスは現状、トラウトとアンソニー・レンドンという長期の大型契約を結んでいる選手を2人抱えており、ここに大谷を加える予算があるのかどうか、という点も指摘されている。

■23年の新年俸は今季終了後に年俸調停権を申請か

大谷は、2020年オフにエンゼルスと2年850万ドル(約9億4000万円)で契約延長し、22年オフに年俸調停権、23年オフにFAの権利を得る。「Trade Rumors」によると、大谷は契約延長を結ぶかどうかについては触れず、「2022年シーズンは2年契約の2年目で、2年契約のラストイヤーをやり遂げるだけ」とシーズン開幕へ向けて意気込みを語ったという。

23年の新年俸については、今季終了後に年俸調停権を申請するなどして決めていく公算が高い。ただ、スケジュールだけを考えれば、エンゼルスとしては、今夏、今オフ、23年の夏と大谷がFAを迎えるまでに3回ほど“売却“できる機会がある。今年、開幕までに大型契約を結び直すか、あるいはFA取得前にどこかのタイミングでトレードが実施されるのか。大谷とエンゼルスが行う交渉は、かなり難しいものになりそうだ。

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文・SPREAD編集部


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