【きさらぎ賞/穴ライズ】想定“6人気”前後の伏兵 類稀な競馬センスで「軽視できない存在」

過去10年、きさらぎ賞は1番人気【3-2-2-3】と複勝率70.0%を誇るが、直近5年は勝利すら挙げられておらず、2019年には8頭立てながら、3→6→7番人気の決着で3連単は14万1960円を記録した。

代わって台頭しているのが前走・非重賞組の伏兵。今年はホープフルSで惜敗した3頭に加え、東スポ杯2歳Sからは良血馬・ダンテスヴューなどが参戦するだけに、クラシックの座を争う一戦は例年以上に激しさを増しそう。それでも非重賞組の実力と適性を見極めながら「穴馬」を発掘することが攻略のポイントとなる。

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■フォースクエア

近親にホウオウアマゾン(東京新聞杯出走予定)がいる血統。前走の新馬戦では出遅れながらも二の足で先団に取り付き、4コーナーで馬場の最内から末脚を伸ばして、急追するゴールドローズをクビ差退けた。

476キロの馬体重で迎えたデビュー戦のパドックでは牡馬にも関わらず、華奢に映った身体付きをしていたように、陣営も「もう少し男馬らしい体になってほしい」と馬体に不安を抱えていた。しかし、バランスが整わない中でも能力と類稀な競馬センスだけで重賞に駒を進められたのは大きな収穫と言える。

また、母系に中京芝2000mへの適性があるヒカルアマランサス(愛知杯3着)がいる点も強み。先週のシルクロードSでメイケイエールを勝利に導くなど好調の池添謙一が継続騎乗とくれば、軽視できない存在だ。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。


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