【ゴルフ】米ツアー6勝の畑岡奈紗 メジャー初制覇へのカギは100ヤード以内の精度

畑岡奈紗(C)Getty Images

前週の米ゴルフ女子ツアー「DIOインプラントLAオープン」で優勝し、米ツアー6勝目を挙げた畑岡奈紗。称賛の声は止まず、2位に入ったハナ・グリーンは「ナサは明らかに成功した選手」とコメント。

4月25日(日本時間26日)に発表された女子ゴルフ世界ランキングでも6ランク上げて6位に浮上。「全米女子オープン」(6月2日開幕)でのメジャー初制覇へ向けて期待は膨らむ。

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■「ナサは成功した選手」と祝福の声

実力拮抗の米ツアーにおいて、2位に5打差を付ける圧勝劇を演じた畑岡。米紙「ロサンゼルス・タイムズ」によると、同組で回ったハナ・グリーンは「ナサのことは何年も前から知っている。だから、彼女と会うのは本当にクールだった。彼女は明らかに成功した選手で、私は勝った彼女の横にいて、ただその場にいるだけで幸せでした」とコメントし、友人として畑岡を祝福した。同紙は、畑岡奈紗の名前が米宇宙機関「NASA」に由来することも紹介。両親の「星に届くように」という願いが込められているとし、「ゴルフ界における彼女の急成長にピッタリの名前」と記した。

米ツアー6勝(日米通算11勝)は、メジャー未勝利選手の中では最多勝利数となっており、次に目指すのは当然メジャー制覇となる。会見でこの点について問われた畑岡は「過去5年で(優勝に)近いところまでは行っている。1打もないくらいの差の時もあった。その差を埋めるためには100ヤード以内のショットの精度が重要だと思っている。次のメジャーである全米女子オープンまでに自信を持って打てるようになりたい」とコメント。メジャーを制するカギとして、100ヤード以内のコントロールを挙げた。

「LAオープン」3日目には世界ランク1位のコ・ジンヨンと回り、間近でその技術をチェックした。「すごく意識した部分はあった。コ・ジンヨンは総合的にうまい選手。100ヤード以内のコントロールショットとパッティングで、(私と)差がある」と話し、改めて取り組むべき課題を見つめていた。

飛ばし屋が集うツアーメンバーの中、畑岡の平均飛距離は55位。しかし、パーオン率になると2位タイに浮上する。崩れるイメージはできないデータで、ハナ・グリーンも「ナサはすべてにおいて堅実です。彼女のゴルフは一貫していると感じています」と印象を語ったように、安定感のあるプレーを実践している。

次のメジャーである「全米女子オープン」は、昨年笹生優花とのプレーオフの末、敗れた大会。渋野日向子や笹生優花が発揮する爆発力とは無縁かもしれないが、畑岡らしいゴルフでリベンジに期待がかかる。

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文・SPREAD編集部


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