■K-1クルーザー級で意識する2人が揃って参戦
軽量級にスポットが当たる今大会だが、重量級も負けていない。-100.0kgで山下力也(MA日本ヘビー級王者)vs.シナ・カリミアン(K-1 WORLD GPクルーザー級王者)、内田雄大(元HOOST CUP日本ヘビー級王者)vs.マハムード・サッタリ(Krushクルーザー級王者)の2試合が組まれている。
第7試合で山下と戦うカリミアンは、初代&第3代K-1クルーザー級王者。普段は-90kgで戦うが、昨年9月には-100kgで京太郎を撃破している。カリミアンの強みは、2mの身長の圧倒的タフネス。パンチを被弾しても、最後まで諦めずに反撃のチャンスを伺う。最後は天下の宝刀のバックブローで、K-Jeeなど日本人選手を沈めてきた。
第6試合で内田と戦うサッタリは、19戦19勝(11KO)0敗と無敗記録を更新中。今年4月に開催された「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」で3試合を勝ち抜いて優勝。リング上で、今大会参戦をアピールし、それが叶った形だ。サッタリもカリミアンと同じく、普段はクルーザー級(-90kg)で戦う。
旧K-1時代には、ピーター・アーツやアーネスト・ホーストなど迫力満点の怪物たちが名を馳せていたが、近年では軽量級、かつ日本人選手にスポットが当たることが多い。カリミアンとサッタリは数少ない、日本重量級のスター選手になりえる存在だ。2人ともイラン出身で、日本在住。お互いに面識はないというが、同階級で意識をしている部分はあるだろう。
将来、いや今年のライバルともなりえる2人が東京ドームでどのようなインパクトを残してくれるのか。その先にK-1での両者対決実現もあるのか。
また、山下と内田は日本人の底力を見せつけるべく、リングに上がる。山下は、国内ヘビー級で2冠を達成してきた実力者。カリミアンに対して「ハイキックで倒す」と宣言。鋭いハイキックでカリミアンを捉えることが出来るか。
内田は、17年からピーターアーツに弟子入りし、オランダで戦い、その後日本に帰国。現在は3連続KO勝利中だ。圧倒的な破壊力を持つサッタリに、どのような戦いを見せてくれるか注目が集まる。
「次世代のスター候補は誰か」とワクワクしながら、前半戦を楽しみたい。
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文・SPREAD編集部










