【MLB】大谷翔平、サイ・ヤング賞獲得者たち同様の快投を続ける秘訣を女房役が明かす

エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が、現地6日(日本時間7日)に行われたフロリダ・マーリンズ戦に「3番DH・投手」で先発出場。投手として今季8勝目を飾り、28歳初白星を挙げた。

7回をジャスト100球、2安打3四球1失点(自責0)で投げ切り、奪三振は10。3試合連続の2桁奪三振を記録した。打者としては、1-1の同点で迎えた5回に決勝の2点タイムリーを放つなど4打数1安打2打点。さらに1盗塁も決め、「リアル二刀流」として躍動した。複数の米メディアが試合の様子などを伝えている。

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■歴代サイ・ヤング賞投手に並ぶ

大谷の女房役マックス・スタッシ捕手が試合後、「オオタニのしていることは特別。歴史的なこと」と話したが、残した記録がその言葉を裏付けている。「ESPN」などに寄稿するサラ・ラングス記者によれば、自責点が公式記録となった1913年以降、4回の先発で自責0、40奪三振以上をクリアした投手は、今回の大谷を含めて史上8人目だという。同記者は顔ぶれも紹介しているが、連なるのはマックス・シャーザーやクレイトン・カーショー(2回)、ヨハン・サンタナらサイ・ヤング賞受賞者ばかり。昨季MVPを獲得した大谷が、今年は投手として最高の栄誉である同賞を獲得する可能性が現実味を帯びてきた。

また、大谷は81イニングを投げて111個の三振を奪っているが、100イニング未満で前半戦に110奪三振を記録した最初のエンゼルスの投手となった(100回未満という縛りを外せば、前半戦で110奪三振は2014年のギャレット・リチャーズ以来)。

指揮を執ったレイ・モンゴメリー・ベンチコーチは試合後、「ショウヘイが達成していない記録は、もう残り少ないはずだろう?」とニヤリ。続けて「彼はすべてではないにしても、ほとんどの記録を持っているんじゃないか。彼は常に勝負しているし、粘り強い。自分の仕事に対する渇望を抑えることができないんだ。見ていて本当に楽しいよ」と話し、どん欲にレベルアップを追求する姿勢を評価した。

■「身体への不安がないのが一番」

好投が続く要因について、「何か変えたことは?」と記者から問われた大谷は「何も変えていません。試合ごとに配球を変えることはありますけど、投げ方を変えたりしたということはありません」と淡々。ただ、「体への不安がなく、しっかり投げられているというのが一番大きいかなと思います」と話し、一端を明かした。

また、スタッシは「(オオタニは)試合中のコミュニケーションが素晴らしい。彼は自分が感じていることを私に教えてくれるし、私も相手打者の情報や分析を彼に与え、それについて話をするんだ。今日の試合ではやらなかったけど、前回の試合では71マイル(約114キロ)のカーブを投げて、その次の球は81マイル(約130キロ)のカーブを投げた。彼は多くの球種を持っているだけでなく、その球種の球速を足したり引いたりすることができるんだ」と、大谷の特長を説明していた。

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文・SPREAD編集部


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