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【今週の決戦】大詰めの首位攻防戦は三冠王もかかる主砲対決・ヤクルト村上宗隆 vs. DeNA佐野恵太が鍵

【今週の決戦】大詰めの首位攻防戦は三冠王もかかる主砲対決・ヤクルト村上宗隆 vs. DeNA佐野恵太が鍵

首位・東京ヤクルト・スワローズと2位・横浜DeNAベイスターズの3連戦は現在7ゲーム差の中、神宮球場で行われる。今カードの結果如何で優勝争いの様相が大きく変化する大事な首位攻防戦では、首位打者を争う2人の直接対決に注目したい。

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■首位打者争いも注目

ヤクルトは村上宗隆だ。

今季ここまで打率.321、40本塁打、99打点。11日の試合で史上最年少の22歳シーズンでの40号到達を成し遂げた。本塁打は2位に18本差、打点は2位に28点差を付ける圧倒的トップだが、打率はリーグ3位。2004年の松中信彦以来の史上8人目の三冠王へ向け、今カードでヒットを量産し、打率部門でもトップに立つとともに、今一度その打棒で首位が固めとしたい。

その村上の三冠王のライバルになるのが、DeNAの佐野恵太だ。

今季ここまで14本塁打、50打点に加えて、リーグトップの打率.326をマーク。8月の月間打率は.267だが、前カードでは11打数5安打と爆発。今季のヤクルト戦は打率.382の好相性を誇り、気分良く神宮に乗り込んでくる。ただ、球場別成績を見ると、神宮では今季6試合で打率.208と低調。真夏の一戦で、果たしてどうなるか。ここ一番で首位奪還への足がかりとしたいところだ。

今季の両チームの対戦成績はヤクルトが8勝6敗とリードしているが、直近6試合をヤクルトは6戦全敗で、DeNAは5勝1敗と対照的。7ゲーム差から一気に4ゲーム差になれば、優勝争いは混沌とする。その中で首位打者を争う「村上vs. 佐野」の対決には、否が応でもスポットが当てられる。

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記事提供:ベースボール・タイムズ
データ提供:野球DB