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【MLB】大谷翔平とマイク・トラウト頼みの打線が課題 投手陣は評価 エンゼルス担当記者が振り返る2022年

 

【MLB】大谷翔平とマイク・トラウト頼みの打線が課題 投手陣は評価 エンゼルス担当記者が振り返る2022年
HRのエンゼルス・大谷翔平(右)を祝福するマイク・トラウト(C)Getty Images

大谷翔平マイク・トラウトのMVPコンビを擁しながら8年連続でプレーオフ進出を逃したロサンゼルス・エンゼルス、苦難が続くそのチームについて『MLB.com』のエンゼルス担当レット・ボリンジャー記者が「今シーズンから得た教訓」と題して振り返った。

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■チーム防御率3.77はまずまず

2014年以来のポストシーズン進出を目指したエンゼルスだったが、今季も期待外れに終わった。ボリンジャー記者はア・リーグ西地区3位に沈んだチームについて「近年とは異なり、ヘイローズ(エンゼルスの愛称)はメジャー9位タイとなるチーム防御率3.77を記録したため、投手陣が苦戦の原因ではなかった。その代わり、623得点はメジャーで6番目に少ない数字であり、攻撃陣が問題だった」と総括した。

大谷が34、トラウトが40本塁打を放ったものの精彩を欠いた攻撃陣について、同記者は「6月に手首の手術を受けたアンソニー・レンドンの穴を補うことができず、またトラウトやオオタニが不調の時はいつも得点に困っていた。もっと厚い選手層が必要だ」と記し、「トラウタニ」頼みからの脱却がカギになると説いた。

また、同記者は来季に向けて「攻撃面を改善する必要があるが、ブルペンにも補強を」と注文を付けた。今季はクローザーのライセル・イグレシアスが夏のトレードデッドラインでアトランタ・ブレーブスに移籍。このためチームには現在、経験豊富なクローザーが不在となっており、信頼の置ける守護神確保を求めた。

■GM「もっと選手が必要と学んだ」

一方、ペリー・ミナシアンGMは先日の会見で「ブルペン、ローテーション、ラインアップ、ベンチの厚みなど、あらゆる分野で日々競争していかなければならないが、それができていなかった。それは私に責任がある。もっと選手が必要だと思う。特定のポジションに限らずね。それが今シーズンから学んだこと」とコメントし、今オフの補強プランの一端を明かした。

今シーズンは「トラウタニ」の周りをレンドンやジャレッド・ウォルシュら実績のある選手で固める強力打線の構築に期待が集まったが、いざ始まってみれば、トラウトをはじめレンドン、ウォルシュ、デビッド・フレッチャーら主力が軒並み一度はIL(負傷者リスト)入り。彼らの離脱が、チーム低迷の一因になった。今季157試合に出場し、二刀流で2年連続シーズンを完走した大谷のような“鉄人”はむしろ例外。長いレギュラーシーズンを勝ち抜くには、やはり厚い選手層が必要だろう。

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文●SPREAD編集部