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【MLB】大谷翔平のトレード話、ヒートアップの理由とは… 帰国会見を報じた米メディアの一文が油を注ぐ

エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images
エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

米メディアは連日、大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルス)の動向について報じている。オフの話題としては、フリーエージェント(FA)になるアーロン・ジャッジニューヨーク・ヤンキース)の去就が最注目であることは間違いないが、大谷に関する話題も尽きない。すでに来季契約に関してはエンゼルスと合意に達しているにもかかわらず、ヒートアップしているのはなぜか。そこには、帰国会見を報じた米メディアの“訳文”が介在している。

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■「ネガティブな印象」がクローズアップ

18日に米国から帰国し、東京・羽田空港で会見を行った大谷。そこで発したコメントの英訳が、移籍話を活発化させた原因の一つかもしれない。

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「14連敗も含めてなかなか思うようなゲームが多くできていたわけではないので、そういうあまり良くない方向での印象に残る部分が多かった」と振り返った大谷。“良くない方向での印象に残る部分が多かった”――。これを米メディアは「So I have a rather negative impression of this season(今季はどちらかというとネガティブな印象を持っている)」と表現した。誤訳とは言い切れないし、何より7年連続勝率5割以下で終え、8年連続でプレーオフ進出を逃した以上、本当にネガティブな印象を持ったとしても当然。大きな騒ぎになるはずもない。

しかし、米メディアはこのコメントを重視。米スポーツサイト『FAN NATION』が「ショウヘイ・オオタニ、2022年の負け越しに不満」という見出しを掲げ速報したほか、『FOX sports』電子版も「ショウヘイ・オオタニ 自身は今季好調もエンゼルスの苦戦にネガティブな印象」と題して、会見の様子を伝えた。

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■他球団フロントも冬の移籍を視野に

なぜそこまで「ネガティブな印象」というワードが波紋を呼んだのか。それは、米『CBS sports』が「オオタニのコメントは、チームレベルでの勝利への意欲をさらに補強するもので注目される。これは、オオタニが来季終了後FAとなる前にエンゼルスが彼と長期契約を結ぼうとする際に問題となりうる」と記したように、去就に影響を及ぼす発言と捉えられたから。

そのほか“ネガティブ発言”を「救難信号」「エンゼルスへの最後通牒」と解釈したメディアもあった。勝てないチームから救い出してほしい、勝てるチームに生まれ変わらなければチームを出る…。大谷が勝てるチームでのプレーを希望していることは公然の事実。その上でチームの不甲斐なさを嘆いたとなれば、米メディアが敏感に反応したのもうなずける。先述の『CBS sports』は、「ここ数カ月の間、我々が取材した他球団フロントが、オオタニがこの冬に移籍するかもしれないと考えている理由の一つとして、オオタニが会見でコメントしたこと(勝てないチームへの不満)を挙げている」とも記した。

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もともとトレード話が燻っていたところに、「ネガティブな印象」という訳文により、「やはり移籍か」となった面があるようだ。もちろん、来季終了後にFAになることを考えれば、今オフの電撃移籍の可能性は捨て切れず、報道が過熱することもやむを得ないだろう。

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文●SPREAD編集部


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