■語り草となった2009年の決勝戦
2009年(第2回大会)

2009年WBCでの日韓戦スコア
日本が連覇を狙った第2回大会では、5度の日韓戦が実現。日本は3月7日の試合こそ14-2(7回コールド)と大勝するが、その2日後の再戦では0-1の完封負けで2大会続けて第1ラウンド首位突破を逃した。
渡米後の第2ラウンドも2戦1勝1敗で、両国ともに決勝ラウンドに駒を進める。しかし、3月17日の試合では勝利した韓国代表が再び喜びを爆発させ、前回大会同様に国旗をマウンドに立てるパフォーマンスで再びひんしゅくを買うことになる。

韓国代表は2009年WBCでも試合後に「国旗立て」パフォーマンスを行った(C)Getty Images
そして迎えた運命の決勝戦。5万人を超える観衆が集まったドジャースタジアムを舞台に、両国のプライドがぶつかり合う接戦となる。1点をリードして9回裏を迎えた日本だが、抑えを託されたダルビッシュ有が痛恨の同点打を許し、試合は延長戦に突入。それでも延長10回表、2死二、三塁の好機でイチローが林昌勇(イム・チャンヨン)から2点適時打を放ち、最高のフィナーレを迎えることになる。
この決勝での激闘は現在でも語り草となっており、2023年1月にMLB公式サイトで発表された「ワールド・ベースボール・クラシックの歴史に残る試合トップ10」でも1位にランクインした。
8戦4勝4敗という戦績以上に、数多くのドラマを巻き起こしてきたWBCでの日韓戦。2023年大会ではフレッシュなメンバーを中心とした侍ジャパンに対し、韓国は代表常連メンバーが多く名を連ねるなどチーム編成も対照的なだが、14年ぶりの熱戦が多くのファンを間違いなく興奮させるだろう。
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文●SPREAD編集部















