■キズナ産駒の初のダートビッグタイトル獲得を期待
過去10年の人気別成績を見てみると、1番人気は【1.5.1.3】と信頼度はいまひとつ。それでも、2013~20年の8年間で6回が馬連配当3ケタ台と、比較的堅い決着に収まる傾向にあった。しかし、一昨年は3連単が約238万円、昨年も馬単、3連単が万馬券と、人気薄の台頭が目立つレースに様変わりしている。
今年もスンナリと人気サイドの決着とはならないと見て、ノットゥルノから中心に考えたい。最も良績のある4歳馬、さらに大井巧者にも関わらず、近走の成績から考えて、そこまで人気にはならないのなら、配当妙味がたっぷり。ここで勝てなければいつ勝つの? というくらい、一発を狙いたい舞台だ。
相手は同じく4歳のクラウンプライドに、帝王賞馬2騎、テーオーケインズとメイショウハリオを押さえたいが、人気次第では懸念材料の多いメイショウハリオのほうは、バッサリ切る手もありだろう。
チャンピオンズC覇者ジュンライトボルトも、力のある所は認めるが、やはりサウスポーである点は否めず、右回りの大井で実力を発揮できるか疑問符がつく。しかも、こちらは初めての海外遠征帰り。かつては2021年のチュウワウィザードが、ドバイワールドC2着から帝王賞6着に敗れており、海外遠征からの帰国初戦は難しい面があるので、今回は切りたい。
5連勝中と勢いのあるプロミストウォリアは、逃げて結果を残してきた馬。過去10年、帝王賞で逃げ切り勝ちを果たした馬はおらず、ここでは少し家賃が高いか。
むしろ好走歴の多い、平安Sをステップに臨戦してきた、ハギノアレグリアスのほうを穴で一考。重賞は名古屋大賞典の1勝のみだが、これまでダートは12戦して、一度しか掲示板を外しておらず、底を見せていない。6歳だが、途中に1年8カ月の休養を挟んでおり、まだまだフレッシュなのも魅力の一つ。キズナのファーストクロップだが、遅れてきたダートの大物になるかもしれず、先物買いで相手に加えておきたい。
◎(5)ノットゥルノ
◯(2)クラウンプライド
▲(1)テーオーケインズ
△(12)ハギノアレグリアス
△(4)メイショウハリオ
単勝:5
馬連流し(4点)
軸:5
相手:2、1、12、4
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著者プロフィール
石川豊●いしかわゆたか
20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。















