【アイビスSD/WIN5予想】メインは想定”2桁”人気の波乱に期待 WIN3は上がり最速馬の「一点突破」

 

【アイビスSD/WIN5予想】メインは想定”2桁”人気の波乱に期待 WIN3は上がり最速馬の「一点突破」

30日にアイビスサマーダッシュ(GIII、新潟芝1000m)を含めたWIN5対象レースが行われる。

JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は、的中票数2票、払戻金2億1884万7050円となり、2021年6月6日以来の億超えとなった。今週も波乱を予感させるレースが多く、4週連続の高額配当にも期待が持てる。

ここでは対象レースの過去10年データをベースに、WIN5を攻略する。

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■アイビスSDは混戦模様

新潟名物の”千直重賞”は、過去10年で1番人気が7勝。今年は1年3カ月ぶりの出走となるジャングロが1番人気に推されそうだが、長期休養明けで初の千直は、期待より不安が大きい。

有名なデータは「外枠有利」。8枠は【4.2.1.17】で最多4勝を挙げ、昨年も8枠3頭が1着、2着、4着、7→2→14番人気決着と波乱を起こした。

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このほか過去10年で6勝、目下3連勝中の牝馬にも注目。さらに前走ローテを見ると、韋駄天S組が最多4勝。なかでも1~5着の場合、【4.5.1.13】と好走例が多く、このデータも見逃せない。

ここで浮上するのが、ファイアダンサー。前走・韋駄天S2着から挑む牝馬が、8枠16番を引き当て、好走条件に合致する。

もう1頭、波乱の立役者に抜擢したいのはヤマトコウセイ。一定スピードで走り抜く千直はダート戦に共通するものがあり、ダ1150m前半31秒2を番手から押し切ったこともある本馬の一発にも期待し、WIN5メインレースを攻略する。

■ポプラSは先行馬に警戒

今回、対象5レースのうち、最も波乱の要素を含むのは、WIN2札幌10R・ポプラS。ダ1700mで行われた2015年からの8年間で、3連単平均配当は22万5676円と荒れている。昨年は9→3→12番人気の決着で、3連単106万4750円を記録。今週はここが山場と読む。

まずWIN1新潟9R・豊栄特別は人気決着が濃厚。前残りの傾向は強いが、ペースが早くなれば後方からも届きやすく、人気どころのジュンブロッサムとフルメタルボディーで攻略する。

WIN2札幌10R・ポプラSは同条件で行われた過去8年、逃げ2勝、先行6勝と完全に前有利の傾向に着目したい。先行馬は人気問わず好走しており、ここはシダー、テーオードレフォン、アシタガアルサ、フームスムートと、先行力と機動力を持ち合わせた4頭を押さえる。

ここまで攻略すれば、あとは人気サイドに絞って点数を押さえたい。

WIN3新潟10R・佐渡Sはコースの性質上、直線勝負が濃厚と見て、東京・テレ玉杯を上がり最速で制したルージュエクレールの一点で勝負する。

WIN4札幌11R・クイーンSは札幌開催の過去8年、1番人気2勝、2番人気3勝と上位人気が優勢。また、前走クラス別傾向は国内外の重賞組が8勝と圧倒していることから、シンプルに重賞好走馬を狙う。

前走・函館記念2着のルビーカサブランカ、中山牝馬S3着のサトノセシルに加え、オークス3着ドゥーラもハンデ51キロなら勝機は十分。札幌のメイン重賞はこの3頭で攻略する。

結論は以下の通り。

WIN1:ジュンブロッサム、フルメタルボディー
WIN2:シダー、テーオードレフォン、アシタガアルサ、フームスムート
WIN3:ルージュエクレール
WIN4:ルビーカサブランカ(4)、サトノセシル(5)、ドゥーラ(7)
WIN5:ファイアダンサー(16)、ヤマトコウセイ(12)

計48点

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文●塚本元気(SPREAD編集部)