■「これがロールモデルに」
選手、監督、経営者…。さまざまな顔を持ちながら、森薗は卓球界を盛り上げるために奔走している。現代のスポーツ界において、現役選手としての活動を続けながら指導者やビジネスなど、マルチに活動をする選手は増えてきた。森薗はそんなスポーツ界において、先駆けとも呼べる元サッカー日本代表を引き合いに出しながら、自らのキャリアプランを描いている。
「自分の競技活動を続けながらほかのことを続けていく、本田圭佑さんが走りだとは思うんですが、“2足のわらじ”というのはオーソドックスになっていく。なので、本田さんに続きたい。今僕は自分の会社でスポーツ選手のマネジメントからポータルサイトの運営、小売り、大会運営などをしていますが、それとは別に静岡ジェードのことも深くまで絡んでいく。これがロールモデルになっていけばいい。その時に『試合は全く勝てない』じゃ意味がないので、両立できるように頑張りたいです」。
新規チームの監督兼選手として歩みを進めるなか、森薗は卓球人として地域での普及活動やビジネスに取り組む。そして、ファンや学生と交流を重ねながら活動のフィールドを広げている。情熱を燃やし続ける28歳が踏み出した新たなシーズンの始まりと、これから続いていく静岡ジェードが進む道のりからは引き続き目が離せない。
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取材・文●井本佳孝(SPREAD編集部)









