【今週の決戦】Bクラスからの大型連勝へ、浮上の鍵握るのは“3番打者”の爆発か 「中日・細川成也 vs. 巨人・坂本勇人」

 

【今週の決戦】Bクラスからの大型連勝へ、浮上の鍵握るのは“3番打者”の爆発か 「中日・細川成也 vs. 巨人・坂本勇人」
坂本勇人(c)Getty Images

バンテリンドームで行われる中日ドラゴンズ読売ジャイアンツの3連戦は台風接近ため初戦が中止に。中日は借金21の6位、巨人は勝率5位の4位。ともに2連勝中。今季対戦成績は巨人が10勝6敗とリードする中、どちらが勢いを増すことができるか。

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■現役ドラフトで加入のスラッガーが奮闘

中日での期待は細川成也だ。現役ドラフトで加入したスラッガーは、今季ここまで101試合に出場して打率.281、17本塁打、65打点と奮闘を続けている。7月は月間打率.220と調子を落としていたが、8月は打率.250と復調し、すでに4本塁打を放っている。何より、今季の巨人戦は15試合で打率.389(54打数21安打)、2本塁打の好相性。今カードでも快音連発を期待したい。

対する巨人では、坂本勇人が調子を上げている。4月を打率.186で終えた絶不調スタートから6月に月間打率.338をマークすると、この8月も打率.333(42打数14安打)で、細川と同じく4本塁打を放っている。今季の中日戦は13試合で打率.262(42打数11安打)でノーアーチだが、前回対戦した7月28日からの3連戦では10打数5安打と当たっており、今カードでも期待できる。

両チームとも連勝中ではあるが、ともにBクラス。浮上のためには「大型連勝」が必要になる。ともに3番打者でのスタメンが予想される「細川 vs. 坂本」が、勝敗の鍵を握っている。

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提供●Baseball Times