ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は13日(日本時間14日)、敵地で行われたシアトル・マリナーズ戦のスタメンから外れ、10試合連続出場なしに終わった。
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■故障者リスト入りはせず
大谷は4日(同5日)のボルチモア・オリオールズ戦の試合前の打撃練習で右わき腹を負傷。今季3度目のメンバー外となると、翌日には検査を受け、「軽度の炎症」と診断。IL(故障者リスト)入りはせずに回復を窺っている。
フィル・ネビン監督は当初「オオタニは“かなり痛そう”だった」と状態を心配しながら様子を見守り、「100%でなければいけない」とスタメン復帰は慎重な姿勢を貫いてきた。
そんな指揮官だが、9日(同10日)のクリーブランド・ガーディアンズ戦後には「月曜日のシアトルになる」とコメントを残し、11日(同12日)のマリナーズ戦からの復帰を示唆。実際に同戦では「2番DH」で一度はスタメンに名を連ねたものの、「ケージで打撃練習をした際、スイングが100%の状態ではなかった。彼は私に今日ではないと伝えた」と本人の申し出で急遽出場を取りやめた。
結局マリナーズ3連戦でも出場はなく、10試合連続欠場となった大谷。今後の復帰時期は引き続きネビン監督と探っていくことになるが、はたして今季中の復活は見られるのか。
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文●SPREAD編集部