Advertisement

西郷真央、吉田優利、稲見萌寧のルーキー3人は米女子ツアーで活躍できるのか

西郷真央、吉田優利、稲見萌寧のルーキー3人は米女子ツアーで活躍できるのか
西郷真央(C)Getty Images

LPGAツアー最終予選「LPGA Qシリーズ」が11月30日から12月5日(日本時間6日)にかけて行われ、西郷真央が通算26アンダーの2位タイ、吉田優利が通算19アンダーで7位タイに入り、来季のツアーメンバー入りを果たした。

西郷、吉田がメンバー入りをしたことで、来季LPGAツアーに参戦する日本人選手は9人。特に今回のQシリーズを突破した西郷と吉田、TOTOジャパンクラシックを制し、LPGAツアー参戦を表明した稲見萌寧の3人は、ルーキーイヤーで活躍することができるのか、それとも海外の厚い壁に阻まれてしまうのか…。

◆来季米女子ツアーに参戦する日本選手9人の立ち位置とは 西郷真央、吉田優利がメンバー入り 

■先輩たちもルーキーイヤーはスタッツを落とす

まず、今年ルーキーとしてLPGAツアーに参戦した西村優菜と勝みなみ、2022年シーズンをルーキーとして過ごした古江彩佳のスタッツの変化を見てみよう。

西村優菜、勝みなみ、古江彩佳のスタッツの変化

西村優菜、勝みなみ、古江彩佳のスタッツの変化

3人に共通して言えることは、ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率は国内よりも向上している一方で、リカバリー率と平均パット数は悪化している。

これは、コースの広さやフェアウェイの硬さなどが影響しティーショット関連のスタッツが伸びている一方で、国内のコースと比較するとグリーン周りの難易度が格段に上がっていることを示している。

LPGAツアーのグリーンは速くて硬い。さらにバミューダ芝やポアナ芝といった地域によって変わる芝の違いもあり、一筋縄ではいかない。実際に、渡米前のシーズンで平均パット数(パーオンホール)1位を記録した勝や古江も、LPGAツアー1年目は0.025~0.035ほど悪化。この数値は国内を主戦場としていた時に比べ、18ホールで約0.5打もパットだけで損をしている計算だ。そしてグリーンの難易度はリカバリー率やパーオン率にも影響が出ており、LPGAツアーで活躍するにはグリーン周りなどの小技が1つポイントとなりそうだ。

■序盤は苦戦、後半は上位争いへ

来季ルーキーとして参戦する西郷、吉田、稲見のスタッツを見てみよう。

Advertisement


西郷真央、吉田優利、稲見萌寧、今季スタッツと来季の予想スタッツ

西郷真央、吉田優利、稲見萌寧、今季スタッツと来季の予想スタッツ

ティーショットで遅れを取ることは少なそうだが、リカバリー率と平均パット数はツアーの先輩たちよりも悪い数値。スタッツでの判断とはなるが、アプローチやパッティングでは先輩たち以上に苦戦を強いられるだろう。

しかしグリーンの芝の違いや硬さ、速さなどは慣れも必要であるため、シーズンを通して地道に調整していけば、後半戦から終盤戦には上位争いに加わることも可能性としては十分だ。

国内でもトップレベルの技術を持つ西郷、吉田、稲見なら環境が変わったとしてもしっかりと結果を残してくるだろう。“日本の女子プロは強い”ということを来季証明してもらいたい。

◆「死にものぐるいで練習してきた」西郷真央がどん底から米ツアーへ

◆1試合最多ギャラリーはサロンパスカップの3万人超え、男子は回復傾向も女子との差は18万人以上

◆【最新】来季米女子ツアーに参戦する西郷真央、吉田優利はいったい何位…ロレックス・ランキング

Advertisement


(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします