「平本蓮とかもいいんだけど……」朝倉未来が考える“華のある選手”とは 絶対的エース不在のRIZINに違和感「新しい人が出ないと」

 

「平本蓮とかもいいんだけど……」朝倉未来が考える“華のある選手”とは 絶対的エース不在のRIZINに違和感「新しい人が出ないと」
朝倉未来 撮影:SPREAD編集部

総合格闘家の堀口恭司は9日、朝倉未来との対談動画の後編を公開。前編に引き続き、堀口が朝倉兄弟の所属するJTT(ジャパン・トップ・チーム)を訪れ、朝倉と格闘技界の今後について語った。

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■「今の選手を見たときに、なんか違うなと」

格闘技界では、一際人気のある選手を“華がある”と表現することがある。

朝倉は対談のなかで“華のある選手”について持論を展開。「共通項として、試合を盛り上げたいという思いが強いと思う。そこの気持ちがある選手ほど、華があると言われる気がする」とし、「(華のある選手とは)お客さんがいることを分かった上で試合する人」と私見を述べた。

一方の堀口も「(お客さんは)せっかくお金払って見に来てる訳じゃないですか。時間を作って、金払って……その恩返しっていうのが、絶対必要だと思っている」と、観客への感謝を忘れずリングに立っているとした。

“華がある選手”の代表格である朝倉だが、人気選手ならではの不安を感じている様子で「RIZINを支えてきた選手たちが、だんだんいなくなる感じがしている。天心もいなくなって、僕も引退したら……弟も次勝ったら海外行くって言ってるじゃないですか」と、RIZINの“顔”とも言える人気選手がいなくなることを危惧。

さらに、「この一時代を一緒に戦ってきた選手たちがいなくなったときに、今の選手を見たときに、なんか違うなと思っちゃう」と違和感を述べ、その流れで平本蓮にも言及。「平本とかもいいんだけど、僕らが憧れて出たかったRIZINの舞台とちょっと違くなっている気がして……」とし、「新しい人が出てきてくれないと、ダメですよね、たぶん」と、朝倉兄弟や天心に匹敵する大型新人の必要性を説いた。

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(A.Kudo/SPREAD編集部)