東京体育館にて開催中の「2024年全日本卓球選手権大会」は26日、女子シングルスの6回戦が行われ、伊藤美誠は、木村香純と対戦。ゲームカウント3-4とし、準々決勝進出とはならなかった。
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■3度目のフルゲームも木村の勢いに屈する
ここまで伊藤は4回戦、5回戦をフルゲームの末勝利し、6回戦は2019年の全日本学生選抜卓球選手権大会優勝者でもある木村と対戦。
第1ゲーム、伊藤は序盤から4連続でポイントを奪いリードに成功。木村の厳しい攻めも対応し、さらに2本のエースを決めるなどで相手を寄せつけず。11-7でゲームポイントを先取した。
第2ゲームは、木村のサーブから始まり連続で失点するなど、立ち上がりは不安定だったが、そこから6連続ポイントで流れを引き寄せる。しかしその後は木村に5連続ポイントを許すなどで10-10のデュースに。最後は伊藤が返しきれず、11-13でこのゲームを落とす。
第3ゲームはお互いに譲らない攻防を繰り広げた。6-6の同点で迎えた場面、伊藤が長いラリー戦でネットインした難しいボールを上手く返しポイントを奪うと、そこからはリードを許さず。11-7で第3ゲームを制した。
第4ゲームでは序盤から4連続ポイントでリードすると、その後は一度も追いつかれることなく11-8とした。
第5ゲーム、伊藤は安定した立ち上がりでリードするも、木村のリターンを返せず3-4で逆転を許す。一進一退の攻防が続くなか木村に10-10のデュースまで持ち込まれ、10-12で逆転負け。
ゲームカウント3-2で迎えた第6ゲームは、伊藤が一時7-3でリードしたが、またしても木村の追い上げに屈し9-11。またしても最終ゲームまでもつれる展開となった。
最終第7ゲームは序盤からラリー戦が続き、伊藤は木村に0-7と大量リードを許す。その後伊藤は粘りを見せるも、木村の勢いに屈し7-11。8強入りとはならなかった。
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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)