卓球の世界一を決める「2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会」は、10日に決勝が行われ、日本女子は中国と対戦。マッチカウント2-3で敗れ、6大会連続の銀メダルとなった。
日本はグループステージを全勝で首位通過すると、決勝トーナメントではクロアチア、ルクセンブルク、ウクライナを下し、準決勝でも強豪ドイツをストレートで撃破。6大会連続の決勝進出を決めた。1971年名古屋大会以来、55年ぶりの金メダルを目指し、中国との頂上決戦に臨んだ。
大一番では、第1マッチで張本美和(木下グループ)が王曼昱を撃破。さらに、第3マッチでは橋本帆乃香(デンソー)が蒯曼を下し、日本は55年ぶりの金メダルへ王手をかけた。しかし、最後は早田ひな(日本生命)が王曼昱に敗れ、中国に逆転を許した日本は6大会連続の銀メダルとなった。
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目次
ライブ速報・試合結果(日本が王手をかけるも逆転負けで銀メダル)
日本 2 - 3 中国
第1試合
張本美和 3 - 2 王曼昱
(11-4、11-9、6-11、4-11、11-4)
第1ゲーム
序盤は激しいラリーの攻防が繰り広げられる中、張本美が王曼昱のミドルを突き、チキータも決めるなど5-1とリードする。中盤には連続でバックのストレートを決めるなど、張本美がリードを広げてゲームポイントを握った。最後はサービスから3球目のバックを沈め、11-4でこのゲームを制して先手を取った。
第2ゲーム
張本美がチキータで2-1とリードすると、王曼昱は早くもバックサービスへ戦術転換を図る。しかし、その後も張本美がサービスエースを決めるなど、攻守に安定感を見せる。中盤には王曼昱が徐々に対応を見せ、7-5と迫るが、張本美もサービスから連続ポイントを奪うなど立て直し、再びゲームポイントを握った。その後連続失点を許し、10-9の場面でタイムアウトを要求。それでも直後のラリーを制した張本美が11-9でこのゲームを取り切り、ゲームカウントで王手をかけた。
第3ゲーム
張本美が鋭いフリックやサービスエースを決めるなど、3-1とリードした場面で王曼昱がタイムアウトを要求。直後には王曼昱がサービスからポイントを重ねる一方、張本美もバックストレートを連続で決めるなど、一進一退の攻防が続く。中盤には王曼昱がミドルへのチキータを決めるなど徐々に押し込み、最後は11-6でこのゲームを奪取。張本美はゲームカウントを返された。
第4ゲーム
王曼昱が精度の高いラリーとコース取りを見せ、4連続ポイントで主導権を握る。張本美も粘りを見せて2点差まで詰め寄るが、中盤に王曼昱が再びラリーで強さを発揮し、リードを広げる。最後は張本美のレシーブが外れ、4-11でこのゲームを奪われてフルゲームに突入した。
第5ゲーム
張本美が強気のフォアハンドを見せるなど、3-1とリードを奪うが、王曼昱もサービスからの強固なラリーで追いつく。しかし、張本美がサービスからの巧みなレシーブで再び勝ち越すと、効果的なチキータレシーブも決め、7-3と押し込む。そのまま攻めの姿勢を貫いた張本美がマッチポイントを握ると、最後はフォアハンドを沈め、11-4でこのゲームを奪取。王曼昱相手に初勝利を掴んだ。
第2試合
早田ひな 0 - 3 孫穎莎
(7-11、7-11、8-11)
第1ゲーム
序盤は孫穎莎、早田ともに激しい攻防を繰り広げ、3-3の展開となる。ラリー戦で強さを見せる孫穎莎に対し、早田はサービスや早い展開で打開を図り、僅差のまま試合は進む。7-7から台上プレーをものにした孫穎莎が、そのまま連続ポイントを奪取。11-7でこのゲームを取り切り、先手を取った。
第2ゲーム
互いに点を取り合う中、孫穎莎は甘いボールを逃さずポイントにつなげ、早田に厳しいボールを送り込む。早田もサービスからポイントを重ね、フォアのストレートで迫るが、中盤に再び孫穎莎が連続得点でゲームポイントを握った。最後は早田の粘りを振り切り、11-7でこのゲームを奪い切って王手をかけた。
第3ゲーム
早田がフォア前へのサービスやチキータで仕掛けるが、孫穎莎もラリーで粘りを見せ、3-3の場面で早田がタイムアウトを要求。直後の1本を孫穎莎がものにすると、台上プレーでもポイントを重ねる。早田も厳しいフォアを送り込むなど迫ったが、孫穎莎が着実に点差を広げてマッチポイントを握った。最後は孫穎莎がタイムアウトを挟みながらも8-11でこのゲームを取り切り、マッチカウントをタイに戻した。
第3試合
橋本帆乃香 3 - 1 蒯曼
(11-6、5-11、11-6、11-8)
第1ゲーム
序盤から長いラリーが繰り広げられる中、橋本、蒯曼ともに粘りを見せ、4-4の立ち上がりとなる。しかし、橋本は我慢強いラリーで6連続ポイントを奪い、中盤に流れを掴む。そのままゲームポイントを握った橋本が、11-6でこのゲームを取り切り、第1ゲームを先取した。
第2ゲーム
蒯曼が鋭いフォアでの連打を見せる中、橋本は引き続き粘り強い対応で接戦に持ち込む。蒯曼は徐々にミドルを厳しく突くと、橋本のフォアミスも誘うなど、中盤にリードを広げる。徹底したコース取りが光った蒯曼が5-11でこのゲームを取り切り、ゲームカウントをタイに戻した。
第3ゲーム
橋本がカットで粘り、蒯曼のレシーブミスを引き出して5連続ポイントを奪い、主導権を握る。蒯曼も対応を見せ、6-3と点差を詰めた場面で橋本がタイムアウトを要求。直後には橋本がバックのレシーブで2本をものにし、リードを保ったままゲームポイントを握った。最後は蒯曼の粘りを抑え切り、11-6でこのゲームを奪取。ゲームカウントで橋本が王手をかけた。
第4ゲーム
互いにラリーでミスを誘い合い、3-3の立ち上がりとなる。蒯曼が緩急をつけながら厳しくミドルを狙うと、橋本も粘り強いカットでミスを誘発する。徐々に蒯曼が押し込む場面が増えるが、橋本もサービスエースを決めるなど7-7と追いつき、蒯曼がタイムアウトを要求。直後のラリーの攻防を粘り切った橋本は、8-8からサービスエースを決め、そのままマッチポイントを握った。最後は蒯曼の返球が外れ、11-8でこのゲームを奪取。粘り切った橋本の勝利で、日本は金メダルへ王手をかけた。
第4試合
張本美和 0 - 3 孫穎莎
(2-11、4-11、6-11)
第1ゲーム
後のない中国は、孫穎莎が強烈な両ハンドを見せるなど、1-5と立ち上がりを支配する。その後も素早い反応からのコース取りが光り、張本美はミスを誘われる展開に。ゲームポイントを握った孫穎莎が11-2でこのゲームを圧倒した。
第2ゲーム
相手の打点の早い返球に対し、張本美も両ハンドで鋭く突くが、孫穎莎の強烈なバックハンドに押される場面も見られる。中盤には再び孫穎莎が点差を広げ、ゲームポイントを握った。最後は孫穎莎がフォアのストレートを決め切り、4-11でこのゲームを取り切って王手をかけた。
第3ゲーム
張本美がレシーブから連続ポイントを奪い、3球目でバックのストレートを沈めるなど、3-1とリードする。しかし、孫穎莎が3連続ポイントを奪い返し、3-4の場面で張本美がタイムアウトを要求。一度は追いついた張本美だったが、孫穎莎が要所でバック、フォアともに質の高い返球を見せ、反撃を封じる。そのままマッチポイントを握った孫穎莎がフォアを決め切り、6-11でこのゲームを奪取。張本美に今大会初黒星を与えるストレート勝ちを収めた。
第5試合
早田ひな 0 - 3 王曼昱
(7-11、7-11、5-11)
第1ゲーム
王曼昱がサービス、レシーブから連続ポイントを奪い、0-5と主導権を握る。早田はサービスからの3球目フォアドライブを決めるなど、徐々に反撃に転じるが、王曼昱は守備からの素早い反応も光り、リードを保ったままゲームポイントを握った。早田が粘りを見せて点差を詰める中、最後は王曼昱が7-11でこのゲームを取り切り、最終マッチの第1ゲームを先取した。
第2ゲーム
早田の返球に対し、王曼昱が強打でポイントを奪うと、早田の巻き込みサービスからの攻めにも的確に対応し、優位に立つ。早田も緩急やクロスへのバックで追いつくが、王曼昱のミドル攻めに苦しみ、5-6の場面でタイムアウトを要求。終盤には王曼昱が巧みなコース取りで連続ポイントを奪い、7-11でこのゲームをものにした。中国が逆転での金メダルへ王手をかけた。
第3ゲーム
後のない早田はサービスミスもあり、2-0のリードから逆転を許す展開となる。甘いボールを確実に仕留める王曼昱に押し込まれる中、早田もラリーで粘りを見せ、5-6まで点差を詰め寄る。しかし、王曼昱が逆転を許さず、着実に点差を広げてチャンピオンシップポイントを握った。最後は早田のレシーブがネットにかかり、4-11でこのゲームを奪取。中国が逆転で金メダルを獲得した。
出場選手
日本
男子
張本 智和(トヨタ自動車)
松島 輝空(個人)
戸上 隼輔(井村屋グループ)
篠塚 大登(東都観光バス)
宇田 幸矢(協和キリン)
女子
張本 美和(木下グループ)
早田 ひな(日本生命)
橋本 帆乃香(デンソー)
長﨑 美柚(木下グループ)
面手 凛(日本生命)
相手国の注目選手
孫穎莎
長きにわたり世界ランキング1位に君臨する女子卓球界の絶対女王。世界卓球団体戦では2022、24年大会の金メダルメンバーで、個人戦でも23、25年大会でシングルス優勝を果たしている。両ハンドから繰り出す力強い攻撃を武器としており、大一番での精神力の強さも大きな特徴。国際大会では張本美に8勝1敗、早田に18勝0敗、橋本に2勝0敗と、今回の日本メンバー相手にも圧倒的な強さを見せてきた。

孫穎莎(C)ITTF
テレビ放送・ライブ配信予定
テレビ放送予定
テレビ東京(外部サイトへ)
18:30~予定
ライブ配信予定
U-NEXT(外部サイトへ)
18:50~予定
※試合開始は19:00予定
試合方式
チーム3名によるシングルス戦で、3試合先取制。各試合は5ゲームマッチで行われる。
ABC vs XYZの場合(スウェイスリング方式)
第1試合:A vs X
第2試合:B vs Y
第3試合:C vs Z
第4試合:A vs Y
第5試合:B vs X
大会システム
決勝トーナメント
シード順位決定戦に出場する8チームと、56チーム(14グループ)による予選グループを勝ち上がった24チームを合わせた、計32カ国・地域が決勝トーナメントに進出する。
シード順位決定戦
日本は男女ともに決勝トーナメント進出が確定。2つのグループに分かれ、リーグ内の順位によって決勝トーナメントのシード順を決定する。
男子/グループ2
日本
フランス
ドイツ
台湾
女子/グループ2
日本
フランス
ドイツ
イングランド
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