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長友佑都、子どもたちの期待に笑顔で応え続ける 「若い選手のアイディアに経験をプラスしたら、もっと」

長友佑都、子どもたちの期待に笑顔で応え続ける 「若い選手のアイディアに経験をプラスしたら、もっと」

サッカー日本代表の長友佑都選手が株式会社LIFULLの新規事業イベントに参加。

LIFULLは新規事業を立ち上げる『SWITCH』という制度を社内のみで設けていたが、今後は世界中の誰もがエントリーすることができるようにオープン化していくことを発表。

この活動により、これからの事業の在り方や、子ども達がワクワクする未来づくりを行っていく。

長友選手は昨年の2018年7月にLIFULLアンバサダー兼グローバル本部長に就任している。「LIFULLを象徴していただくのに最もふさわしい人物」と、LIFULLからのオファーを受けた。

若い世代からのアイディアを形に

長友佑都フットボールアカデミーに所属している小学生10人が『どんな未来にしたいか』というアイディアを絵に描いて発表。長友選手はその中で気になる作品について触れた。

画用紙いっぱいにサッカースタジアムと人が描かれた絵のタイトルは「あらゆる人が宇宙空間でサッカーをする」というもの。

この絵を描いた少年は、「世界にはお年寄りや体の不自由な人、サッカーをやったことがない人がいるので、みんなで一緒にサッカーできたらいいな」とスケールの大きいテーマを発表。

これに対して長友選手は「僕なんか地球上で勝つために必死ですよ。それを飛び越えて宇宙へ行くっていう発想。びっくりした、すごいよ!」と興奮気味に語った。

さらに「無重力だから、僕が一生懸命やってる体幹トレーニングとか通用しないね!きつい!」と続け、会場を笑わせた。

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記者から「子どもたちの発想には色々な発見があったんじゃないですか?」と聞かれると、長友選手は「アイディアがずば抜けてるんで、僕の凝り固まった経験を伝えるより、もっと若い選手のアイディアを吸収して、自分が成長したいです。それに経験をプラスしたらもっといいアドバイスが生まれますね」とコメントした。

勝負ごとにはガチで取り組みますから

『大人も子どもも障がいの有無に縛られない』がSWITCHのテーマ。

今回のイベントでは、障がいの有無に囚われず誰でも楽しめるスポーツ「サイバーボッチャ」を長友選手や小学生が体験した。

初体験の長友選手は「やったことはないけど得意なやつです」と会場を沸かし、サイバーボッチャに挑戦。

サイバーボッチャはパラスポーツであるボッチャにエンターテイメント要素を加えたもの。カーリングやペタンクなどと似ていて、的となる白いボールに赤と青のボールを投げ合って、白の近くに置けたチームが勝つスポーツである。

長友選手は5対0で子供たちに圧勝。

子供たちは手で投げるだけでなく様々な全身の部位を使いボールを投げ、長友選手にも「肩!」や「足!」とリクエストしながら挑むも敵わず。

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ゲーム終了後に長友選手は「大人げないな~」と言いながらも「勝負ごとにはガチで取り組みますから」と全力っぷりをあらわにした。

その後小学生のTシャツにサインをするなどし、サービス精神旺盛に子どもたちと触れ合った。

子どもたちの期待に笑顔で応え続ける

イベント終了後、長友選手は記者からの取材に応じた。

サイバーボッチャの難しかった部分を聞かれると「思ったよりできました。日頃のトレーニングのおかげでしっかりと勝てて嬉しいです!」と笑顔で回答。

終始全力で、子どもたちの期待に応えている姿を見せてくれた。

自身を「(サッカー選手のなかでは)もう中堅かベテランの年齢だ」と言う長友選手。若い世代の新しい視点に経験をプラスして、今後も日本サッカー界を引っ張っていってほしい。

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