夢を叶えるために才能は必要か。この問いにサッカー日本代表DF長友佑都選手が答えた。
トルコのガラタサライでプレーする長友選手は、トルコ日本人会の子供たちと交流を持ち、その中で少女からの質問に応じている。
周囲の才能と比較して「高校生にもなると現実が見えてくる。自分では苦しいこともある」と声を詰まらせながら悩みを打ち明けた少女に、長友選手は「自分の才能の限界を決めてしまっている」と優しく語りかけ始めた。
才能は継続する力で作るもの
「才能というのは努力とか自分の継続する力で作るものだと思っていて、もともと持ってるものじゃないと思う」
世界の檜舞台で活躍してきた長友選手は、自身の経験を踏まえながら「夢を追いかけることは楽しいことばかりじゃない」とアドバイスした。
「苦しいこととか困難なこと、挫折ばっかり。 でも夢を叶える人っていうのは、その自分に打ち勝った人が最終的に夢を掴んでいると思う」
5月29日に更新したツイッターでも長友選手は、夢を追いかけている人に向けて熱いメッセージを投稿した。
「元々才能を持っている人なんてほんの一握りの人間。天才と言われる人たちは実際にいる。でもほとんどの人は才能の差なんてないよ。才能は自分で創るもの。継続する力で創るもの。自分の限界に線引きするな!共に夢追いかけるぞ!」
長友選手のツイッターには感銘を受けたファンから、自分も頑張ろうと思えたなどのコメントが寄せられている。
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