ドジャースは2024年シーズン、98勝64敗の成績でナ・リーグ西地区を制覇。12年連続となるプレーオフに挑むことになる。
一昨年はパドレス、昨年はダイヤモンドバックスに地区シリーズで敗れたドジャースにとって、雪辱をかけた戦いを迎えるなか、MLB公式サイトがドジャースの現状や選手たちの心境を伝えている。
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■フリーマンら怪我人の改善にも期待
ドジャースは大谷翔平投手や山本由伸投手を獲得するなど大型補強を敢行して、3年連続となる地区優勝を達成。順当にプレーオフ進出を決め、悲願の世界一奪取に向けた戦いに挑んでいく。
そんななか、過去2シーズン地区シリーズで敗退しているチームの戦いは気になるところ。MLB公式は、「3年連続となる第1ラウンドでの敗退危機に直面するドジャースが、新たな攻撃への対策を練る」と題した記事を掲載。ドジャースがパドレスまたはブレーブスの勝者と対戦する地区シリーズ初戦を迎えるにあたり、試合をシミュレートした打撃練習を行う予定があるなど、これまでとは異なるアプローチが必要であると説いている。
今季移籍1年目でのプレーオフを迎えるテオスカー・ヘルナンデス外野手は、「前向きな姿勢を保ち、フィールドでやらなければいけないことをやる」と目の前の戦いに集中していくと語り、「自分たちのプレーを楽しむつもりはない」と覚悟を持って挑んでいくと述べている。
数日のインターバルを挟むドジャースにとって、光明となり得るのが怪我を抱える選手たちの状況改善。「フレディ・フリーマンには回復のために期間を与えることになる」と右足首を痛め、終盤の3試合を欠場した主砲にとってはプラスになると見ており、「土曜日の第1戦でラインナップに復帰することを期待」と言及。
ほかにも、左内転筋断裂の怪我を負いながらオフシーズンに手術をずらし、ポストシーズンに強行出場するミゲル・ロハス内野手にとっても、治療の期間に充てられると見通しを立てている。
ドジャースは5日(日本時間6日)に地区シリーズの初陣を控えており、世界一奪取に向けた戦いに挑んでいく。ここから数日でチームを整えて、より良い形でプレーオフに挑むことが求められる。
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