卓球の「WTTチャンピオンズモンペリエ」は22日、女子シングルス1回戦が行われた。世界ランキング7位で第3シードの張本美和（木下グループ）は同37位のリウ・ヤンズー（オーストラリア）と対戦。3－2で勝利し2回戦進出を決めた。
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■サウジスマッシュに続く接戦に
今大会日本勢で最高位の張本美は、優勝に向けても期待が高まるなかでの初陣。第1ゲームを幸先よくとったが、その後はリウ・ヤンズーに5－11で奪われるなど互いにしのぎを削る戦いに。試合はフルゲームまでもつれ込み、最後は張本美が第5ゲームを11－7で取り切り1回戦突破となった。
WTT公式はこの試合を報じ、「この日のスタートを切ったミワ・ハリモトは、リウ・ヤンズーとの緊迫した試合で冷静さを保ち、番狂わせを阻止するために最後まで戦い抜いた」と言及。フルゲームの末に勝利につなげた張本美を称えた。
この両者は5月の「サウジスマッシュ2024」でも顔を合わせており、張本美がゲームカウント2－1でのリードから第4ゲームは19－17で僅差となっていた。記事内では、「この2人のスターはサウジスマッシュでも接戦を演じた」とこの試合を取り上げ、「モンペリエでの戦いはさらに緊迫したものになった」と再び見せた激闘を振り返っている。
勝利した張本美は2回戦でアドリアーナ・ディアス（プエルトリコ）との戦い。世界ランキング13位の難敵を退けて上位進出なるかは注目が集まる。
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