メジャーリーグの世界一を決める大舞台、ワールドシリーズで観客の信じられない妨害行為が話題となった。29日(日本時間30日)に行われた第4戦、ドジャースのムーキー・ベッツ外野手がフェンス際で打球を捕球したプレーで、興奮したヤンキースファンにグラブを掴まれるアクシデントに見舞われた。
◆【実際の動画】最低の妨害行為にベッツが憤慨!男性客がグラブを掴んで捕球を邪魔する信じられない行動で退場処分に!
■男性客は退場処分に
トラブルが起こったのは、ドジャース2点リードで迎えた1回裏。ヤンキースのグレイバー・トーレス内野手が打ち上げた打球は、一塁側ファールスタンドへと向かう際どい当たりに。走り込んできた右翼手ベッツがジャンプして捕球したが、ベッツが伸ばした腕を観客が掴んでグラブを開くというとんでもない妨害行為を行った。
これにより落球したが、当然ながら判定はアウト。ベッツは声を荒げて憤慨、妨害した観客の男性は警備員に連れ出され、球場から退場処分となった。
米メディア『ドジャース・ネーション』は、「ベースボールでこんなことは許されない。ムーキー・ベッツがヤンキースタジアムで打球をキャッチすると、ファンがボールを奪い取ろうとし、彼の腕を引っ張った。馬鹿げている」と投稿。前代未聞の悪質行為に怒りが抑えきれない様子だった。
試合は3連勝で王手をかけたドジャースが、初回にフレディ・フリーマン内野手の2ランで先制するも、3回裏にヤンキース打線が反撃。若手成長株のアンソニー・ボルピー内野手のグランドスラムで逆転され、4-11で敗れている。
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