ヤンキースからフリーエージェント(FA)になったフアン・ソト外野手が16日(日本時間17日)、南カリフォルニアでメッツと会談。米メディア『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者によると、「この会談は非常に良好に進んだ」ようで、ソトの獲得競争で依然として有力候補の1つだと報じている。
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■資金力で有利に立つメッツ
ヘイマン記者は同日、「スティーブ・コーエン、メッツがカリフォルニアでフアン・ソトと『非常に詳細な』ミーティング」と題した記事を公開。移籍先が注目されるソトの最新情報について言及した。
記事では、メッツがソトに対して正式なオファーを提示したかは不明としたものの、行ったプレゼンテーションは「大規模」であり「非常に詳細」だったとのこと。26歳のソトが契約総額6億ドル、場合によっては7億ドルに達する可能性もあり、メジャーでも屈指の資金力を誇るメッツが多大な労力を注いだことは明らかだと報じている。
FAの目玉であるソトは今季、レギュラーシーズン157試合に出場して打率.288、41本塁打、109打点、OPS.988と圧巻の好成績。ヤンキース15年ぶりのアメリカンリーグ制覇に貢献した。ソトはヤンキース残留も有力な選択肢とされており、週明けにはブルージェイズやレッドソックスとともに会談を行う予定だ。
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