21日(日本時間22日)にMVPが発表され、ナ・リーグはドジャースの大谷翔平投手が2年連続3度目の受賞となった。ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が2年ぶり2度目の受賞。2人ともに満票での選出となった。大谷は米放送局『MLBネットワーク』に出演後、電話取材にも応じており、その模様を米メディアが伝えている。
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■体幹・下半身トレーニングを開始
大谷はヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で左肩を負傷。11月に関節唇断裂の修復手術を行い、現在はリハビリに入っているようだ。
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米メディアによると、大谷は現状について「すでに抜糸を終えています。現在の目標は可動域を取り戻すことです。今日から体幹と下半身のトレーニングを始め、徐々に強度を上げていっているところです」とコメントしたという。
手術からこの日までは「毎日リハビリに追われ、ベッドでリラックスしていました。家族で祝う時間を取ることもできていないです」と明かした。
■「毎年ワールドシリーズで勝つ」
来季に向けては「開幕から打撃と投球をすることが目標ですが、どの程度時間がかかるか分かりません。もちろん、まずは健康であることを確認したいです。急ぐつもりはありません。もう少し時間をかけて慎重に進めていくつもりです」と答え、二刀流の完全復活は回復具合を見ながらになりそうだ。
ワールドシリーズを制覇したシーズンに3度目のMVPを受賞。この点について「来年もチームの勝利に貢献し続けるモチベーションがさらに高まります。毎年ワールドシリーズで優勝し続けたい」と意気込んだ。
また、印象に残った試合として挙げたのは、自身にまつわることではなく「一番緊張した試合、一番神経を使ったのは、デコイ(デコピン)が始球式で登板した時でした」と笑った。
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