【MLB】ドジャースに守護神を求める声続々 「トレードでブルワーズのクローザー、ウィリアムズ獲得を」交換要員にラックスらの名前

【MLB】ドジャースに守護神を求める声続々 「トレードでブルワーズのクローザー、ウィリアムズ獲得を」交換要員にラックスらの名前
デビン・ウィリアムズ(C)ロイター

米スポーツメディア『The Athletic』は4日(日本時間5日)、「ウインターミーティングで実現してほしい7つの大型トレード」と題して記事を公開。その中でドジャースについては、ブルワーズの守護神デビン・ウィリアムズ投手を獲得するように促した。

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■「今度はブルペンの最後尾を」

フリーエージェント(市場)で大物左腕ブレイク・スネル投手の獲得に成功したドジャース。今季負傷者が続出した先発投手陣の整備は進みそうだが、ここに来てブルペンの補強を求める声も強まっている。

今季のドジャースはクローザーを決めず、“日替わり”で臨んだ。ただ、オフに入ると米複数メディアがこの戦略に異を唱え、ブルペン陣の補強を主張。先日は米スポーツメディア『CLUTH POINTS』が「エマニュエル・クラセ投手(ガーディアンズ)を獲得し、守護神固定を」と訴えたが、今回は『The Athletic』がブルワーズの抑えであるウィリアムズをトレードで手に入れるよう求めた。

レッズやナショナルズなどでGMを務めたジム・ボウデン氏は「スネルという先発のエースを獲得したドジャースは、今度はブルペンの最後尾を補強する番だ」とした上で、「ウィリアムズのようなインパクトのあるクローザーと引き換えに、ブルワーズはドジャースから遊撃手のギャビン・ラックス内野手を獲得できる。彼は(移籍濃厚な)ウィリー・アダメス内野手に代わって遊撃に入る。また、この取引においては投手も獲得する必要があり、おそらく24歳のジャスティン・ウォロブレスキー投手も手に入れることが可能だろう」と指摘した。

■23年には最優秀救援投手賞

新人王の受賞経験もある30歳のウィリアムズは、2023年にナ・リーグの最優秀救援投手賞(トレバー・ホフマン賞)にも輝いている。今季は故障の影響で出遅れたが、22登板で1勝0敗14セーブ、防御率1.25をマークした。

来季オフにはFAとなるため、ブルワーズとしては何も残さずにチームを去られるよりは、見返りを求めてトレードに応じる可能性は高いと言われている。
ここに来て大きくクローズアップされているドジャースの守護神問題。どんな展開を見せ得るのか、注目だ。

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