張本美和、前回敗戦の雪辱晴らす今季10勝目に「勝てて嬉しい」 対応能力光るも「困らないようにもっと力をつける」【Tリーグ】

張本美和、前回敗戦の雪辱晴らす今季10勝目に「勝てて嬉しい」 対応能力光るも「困らないようにもっと力をつける」【Tリーグ】
張本美和 撮影:SPREAD編集部

ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は28日、東京都の代々木第二体育館にて行われ、木下アビエル神奈川は京都カグヤライズと対戦。ゲームカウント4ー0で勝利した。

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■第2ゲーム以降に立ち直る

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張本美和は第2マッチで中村泉月と対戦。中村泉月との対戦では第1ゲーム中盤以降に点を重ねられ、8-11で落とすも第2ゲーム以降に見せたのが修正力。フォア、バックを駆使して押し返す場面やサービスも変化を織り交ぜて対応、11-3、11-5、11-5でそれぞれ取り切り逆転で勝利を収めた。

張本美は試合後に前回橋本帆乃香相手に初黒星を喫したなか「勝てて嬉しい」と第一声。「前回の日本ペイントマレッツ戦では負けてしまったので、2桁にはいけなかったんですけど、今日は勝って10勝目を挙げられて嬉しいです」とシングルスでの勝利数に言及した。

この試合では第1ゲームを失ったものの、第2ゲーム目以降は試合をコントロールし逆転勝ちにつなげた。今季さらなる成長を見せた張本美は試合中の修正能力の高さも目立つ。

張本美自身は、「これからも対応能力はまだ自分のなかでは課題だと思っていて、今日みたいな戦型の方もいれば、パリ五輪で戦ったドイツのカウフマンみたいな選手もいる。そういう面は毎日の練習でできる時に吸収して試合で困らないようにもっともっと力をつけていきたい」とさらに磨きをかけたいと述べた。

KA神奈川は29日にはホーム2連戦目の九州アスティーダ戦で2024年の最終マッチを迎える。

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