今週は中山競馬場でフェアリーS(芝1600m)が行われる。かつてはスターズオンアースも出走をはたした牝馬限定重賞だ。
ここでは、過去10年データからホウオウガイアとニシノラヴァンダにフォーカスしたデータを取り上げる。
◆【フェアリーS/データ攻略】人気一角に「1.2.1.1」 “見つけたら即買い”が大げさではない1戦1勝馬は
目次
■ホウオウガイアに「1.2.0.1」の高好走率データ
新馬戦を制したのち、牡馬相手の百日草特別でも2着。順調にキャリアを積み重ねているのがホウオウガイアだ。前走との比較で牝馬限定戦に替わるのは大きなアドバンテージ。新馬戦で発揮した極上の切れ味の再現に期待が集まるなか、データが下した結論は?
・前走芝2000mで4角2番手以下【1.2.0.1】
4頭中3頭が連対圏を確保。本レースは距離短縮組との相性が良い一戦となっているが、2番手以下からしっかり折り合って競馬ができた馬に絞ると好走率はさらに跳ね上がる。連対率75%は立派だ。
ホウオウガイアについて補足すると、前走百日草特別は前半で不利があり躓いたとのこと。スローペースで折り合いに気を遣っている間に消耗してしまった印象だった。マイルへの距離短縮なら折り合い面の不安も解消されるはず。舞台替わりでの末脚炸裂に警戒すべきだ。
■ニシノラヴァンダに【0.2.0.14】の鬼門データ
同じ前走牡馬混合組でも、ニシノラヴァンダは手放しで賞賛することができない。前走函館2歳Sは2着と、持ち前のスピードを存分に活かす好走。トリッキーな中山マイルでもそのスタイル発揮に期待がかかるが、データの決断はシビアだ。
・前走1200m組の成績【0.2.0.14】
10頭以上が出走し、勝ち馬はゼロ。馬券内馬2頭には1400m以上の距離経験と冬の中山芝経験があったが、本馬はそれを満たしていない。データの上では“消し一択”となってしまった。
夏競馬以来の実戦となるニシノラヴァンダ。スプリント戦で培ったダッシュ力は魅力だが、この舞台ではさすがに厳しいと言わざるを得ないだろう。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。