平野美宇撃破の“カットマン”佐藤瞳が放った輝き 主将が振り返った大一番「すごく大事な試合になると思っていた」【Tリーグ】

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

平野美宇撃破の“カットマン”佐藤瞳が放った輝き 主将が振り返った大一番「すごく大事な試合になると思っていた」【Tリーグ】
佐藤瞳(C)WTT

ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は16日、大阪府の守口市民体育館にて行われ、日本ペイントマレッツは木下アビエル神奈川と対戦。マッチカウント3-1で勝利した。

2位チームを退けた首位チームは18勝3敗で勝ち点を61に伸ばし、プレーオフ進出を決めている。

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前日の勝利でプレーオフに王手をかけていた首位チームをけん引したのが主将の佐藤瞳。第2マッチで対した平野美宇は今季のTリーグで14勝無敗と勝率「100%」を維持していた。

立ち上がりこそ平野にポイントを重ねられたが、粘りのラリーで徐々に形成を逆転。8連続ポイントなどで第1ゲームを奪うと、第2ゲームは平野に主導権を握られ落としたが、第3ゲーム目以降は佐藤が圧倒する形で11-6、11-5でそれぞれ奪取。平野の連勝をストップさせるとともに、その後のチームの勝利にもつなげ、プレーオフ進出に一役買った。

佐藤は試合後に「まずはレギュラーシーズン1位を目指していたなかで今日の1戦はすごく大事な試合になると思っていたので、チーム一丸となって戦おうという気持ちで臨みました」と振り返り、チームの結果について「今季は海外遠征も転戦しながらの戦いなんですが、みんなでコミュニケーションをとりながらすごくいい雰囲気で練習ができた」と普段の練習が実を結んだと語った。

今季のニッペMは大藤沙月、横井咲桜といった伸び盛りの若手に加えて、今季のシングルス最多勝利を挙げている橋本帆乃香など、国際大会でも活躍が光る選手が名を連ねた。競争力の増したチームを支えてきた佐藤が重要な戦いで輝きを放った。

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